ケニア全土における抗議行動に関する注意喚起(その2)

●7月11日付領事メールでお知らせしたとおり、本12日、アジミオ野党連合が呼びかけている抗議行動が、ナイロビを始めとするケニア各地で実施されており、また公共交通機関事業者によるストライキも実施されています。

●14時現在、ナイロビにおいてはNairobi Express WayのSGR Toll Station料金所からMlolongo料金所付近にデモ隊が流れ込み、一部が閉鎖されている他、ジョモケニヤッタ国際空港付近のモンバサロードも数カ所でデモ隊による道路閉鎖が行われている模様です。キベラスラムにおいては治安当局とデモ隊の間で衝突が発生し、催涙ガス等が使用されている模様です。

●また、モンバサ、メルー、キスム、ホマベイ、ナクル、マクエニ、マチャコス、カジアド等の各郡においても抗議行動が実施され、治安当局が催涙ガス等を使用して対処にあたっている模様です。

●現時点で今後の状況は不透明です。ケニア政府は、今回の野党の抗議行動は違法である旨宣言していますが、オディンガ氏及びデモ参加者の行動により、今後衝突が拡大する可能性も否定出来ません。

●在留邦人及び旅行者の皆様におかれましては、抗議行動等が実施されている場所には近づかない他、本日のナイロビにおける行動については、各種情報に留意しつつ、慎重な行動をお願いします。

令和5年7月12日

ケニア日本国大使館

電話:020−2898−000(24h対応)

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