政治集会の開催に伴う注意喚起(その5)

●累次領事メールのとおり、20日ナイロビ市内をはじめとするケニア各地において、野党党首ライラ・オディンガ元首相の支持者による抗議行動が実施されました。デモ参加者による投石や道路封鎖が行われ、警察当局は催涙ガスや放水車を使用して対処に当たり、多数のデモ参加者が逮捕されました。この抗議行動中、死者も発生した模様です。

●オディンガ元首相は、今後、毎週月曜日と木曜日に抗議行動を実施する旨発表しており、次回は27日(月)に実施される予定です。

●警察当局はこれらの抗議行動は違法であるとしており、デモ参加者と警察当局の間で衝突が発生する可能性は否定出来ません。なお、前回の抗議行動の際には、ナイロビ・CBDやキベラスラム、ケニア西部のキスム郡で多数の衝突が発生しました。今回も同様の衝突が発生する可能性が高いため、同エリアは避けていただくようお願いします。

●前回の抗議行動の際には、ナイロビ市内の多数の学校及び企業が休校及び休業を余儀なくされました。また、ナイロビ・CBDへの立入りが制限され、公共交通を含む交通への影響が見られました。在留邦人及び旅行者の皆様におかれては、各種情報に留意しつつ、治安に留意してください。

令和5年3月24日

ケニア日本国大使館

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