【安全情報6月分】当地報道より、殺人、強盗事件や自然災害など、6月に報じられた皆様の安全に関わる情報の概要をお知らせしています。
●サンホセ県
「男性2名の遺体発見」(殺人事件)
6月7日午前4時半、ペレス・セレドン市の公道で、男性2名が射殺された車が発見された。被害車両名ともに服役した過去があるという。
「37歳男性、射殺される」(殺人事件)
6月10日午後12時半、アセリ市のサッカー場で、サッカーの試合を観戦していた37歳男性が、バイクに乗ってきた男性2名に射殺された。警察が跡を追い、銃の撃ち合いとなったが、バイクを運転していた男性を逮捕した。後部座席に乗っていた男性は逃走したが、翌日逮捕された。
「21歳ニカラグア人女性、射殺される」(殺人事件)
6月17日午後8時、デサンパラドル市で、21歳ニカラグア人女性が強盗犯に襲われ抵抗したため胸部を撃たれ射殺された。
「19歳男性、射殺される」(殺人事件)
6月18日午前0時半、デサンパラドル市のバーの前で19歳男性が射殺された。被害者はバーの中で他の客と喧嘩になり、バーの外に出ても口論を続けていたが、間もなく相手が発砲し射殺した。犯人は逮捕された。
「洗車場オーナー、射殺される」(殺人事件)
6月19日午後1時57分、エスカス市サンラファエルにある洗車場で、バイクに乗った男性2人組が中に入り、後部座席に乗車していた男性がバイクから降り、中にいたコロンビア人男性オーナーと従業員を射殺後逃走した。洗車場には他にも人がいたが、犯人はこの2名のみを狙い撃ちし逃走した。
「59歳男性、射殺される」(殺人事件)
6月30日午前10時21分、モラビア市の中心街の銀行付近に車を止めた男性が射殺された。近くにいたコロンビア人女性も銃で撃たれ怪我を負った。この女性は殺された男性と一緒にいたのか偶然通りがかったのかは不明。殺された男性は、詐欺から麻薬密輸まで様々な容疑で逮捕されており、警察にとっては顔なじみだったという。
●リモン県
「22歳男性・37歳男性、射殺される」(殺人事件)
6月11日午後11時、ポコシ市で、乗用車に乗った男性2人組がバイクに乗った男性2人組から荷物を受け取った後、射殺された。
「30歳ドミニカ共和国人男性、射殺される」(殺人事件)
6月16日午後9時、シキーレス市で、ドミニカ共和国人男性が訪問客の男性と自宅前で話していたところ、途中でいきなり訪問客に射殺された。
「40代女性生徒、射殺される」(殺人事件)
6月20日午後6時半、ポコシ市トルトゥゲーロの成人用夜間高校に覆面の男性2名が押し入り、生徒を射殺して逃走した。
「32歳男性、射殺される」(殺人事件)
6月23日午後3時40分、マティナ市で仮釈放中の男性が、自転車で友人女性宅を訪問し玄関先で立ち話をしていたところ、何者かに射殺された。女性は無事だった。
「36歳男性、射殺される」(殺人事件)
6月27日午前4時半、リモン市の住宅内でパーティーが開催されていたが、そこで喧嘩が起き、36歳男性が射殺された。容疑者は逮捕された。
●プンタレナス県
「29歳女性、遺体発見」(殺人事件)
6月5日朝方、コレドーレス市の住宅内で、29歳女性の遺体が発見された。遺体は手が紐で縛られており、部屋は荒らされていた。被害者の姿が数日前から見られないため、心配した隣人が外から家を覗いたところ、遺体を発見した。
「麻薬警察、1トンの麻薬のマリファナを押収」(麻薬関連事件)
6月6日、オサ市で227.5キロのマリファナを運んでいたトラックが麻薬警察に発見され、車に乗っていた男性2名が逮捕された。逮捕された容疑者の自宅を家宅捜索したところ、787キロのマリファナが発見された。
「35歳男性、遺体発見」(殺人事件)
6月20日午前0時51分、プンタレナス市バランカで銃声を聞いた住民が警察に通報した後、路上で35歳男性の射殺遺体が発見された。被害者は銃による傷害事件で裁かれた過去があるという。
「81歳男性、刺殺される」(殺人事件)
6月28日、プンタレナス市で、81歳男性が自宅で刺殺されているのが孫によって発見された。家の中から自転車や財布が無くなっていたことから、盗難目的による殺人と見られている。
「33歳女性、射殺される。」(殺人事件)
6月29日午前5時、コレドーレス市で、33歳女性が自宅で射殺された。被害者宅でパーティーが開催されており、参加者の男性と口論になったあと、射殺された模様。
「有名ティックトッカー、銃で撃たれ重体」(殺人事件)
6月30日午前1時半頃、パリータ市で、43歳男性と同棲する30歳女性の自宅に少なくとも男性4人組が訪れ、2人を銃で撃って逃走した。男性は死亡。女性は名の知れたティックトッカー。
●アラフエラ県
「射殺遺体とマリファナ栽培のラボ発見」(麻薬関連事件)
6月18日午前3時、アラフエラ市グアシモの住宅内から、銃声が聞こえたと隣人から通報を受け、警官が駆け付けた。家の前には複数の男性がいたが、警察の姿を見るなり逃走。内1人は警官に発砲し銃の撃ち合いとなったが逮捕された。警察は家宅捜索をしたところ、別の2名がマリファナを梱包しているのを発見したため、19歳男性を逮捕した。もう1人は逃走した。さらに警察が2階に上がったところ、31歳男性の射殺遺体を発見した。この住宅はマリファナ水栽培に使用されていたことも発覚した。
●エレディア県
「火災現場からマリファナを発見」(麻薬関連事件)
6月11日夜、ベレン市の住宅で火災が起き、消火活動で訪れた消防隊がマリファナが栽培されているのを発見し、警察に通報。翌日司法警察が家宅捜索を行い、家主である29歳男性を逮捕した。
「26歳男性、射殺される」(殺人事件)
6月24日夜から6月25日朝にかけて、サラピキ市で26歳男性が射殺された。被害者は24日夜同市のバーで喧嘩を起こしていることから、それが原因でバーから出たところ襲撃された可能性がある。被害者は2021年11月に起きた殺人事件の容疑者であり、犯行動機は2年前の事件関連である可能性もある。
●カルタゴ県
「小学校で盗難事件」(盗難事件)
6月3日から4日にかけて、パライソ市の小学校に泥棒が入り、パソコン8台が盗まれた。犯人はアラームや監視カメラがある部屋の真上の屋根をはがして中に入り、配線を切ったあとに犯行を行ったため、内部事情に詳しい者が関与しているとみられている。
「21歳男性、射殺される」(殺人事件)
6月22日午後10時、パライソ市の麻薬消費場となっている住宅の前で発砲事件が起き、21歳男性が射殺された。
「29歳男性、遺体で発見」(殺人事件)
6月25日午前2時、オレアノム市のイラス火山入口から4キロ手前の路上で29歳男性の射殺遺体が発見された。
被害者は前日夜にカルタゴ市のバーで飲んでいたが、そこから連れ出されて殺されたとみられている。
●その他
「治安情勢について」
・6月14日までの殺人事件件数は398件を記録しており、6月末までに400件を超えることは確実と危惧している。
このペースで増えていくと、今年度の殺人事件件数は800件を超えるとみられている。(昨年度上半期の殺人事件件数は305件)
今年度の殺人事件のうち、225件は報復目的による犯行とみられ、そのほとんどがバイクに乗った2人組に襲われている。コスタリカ政府は、この現状に対応するために60億コロンの追加予算を求めており、348名の警官の新規雇用を発表した。
【お問い合わせ先】
在コスタリカ日本国大使館 領事班
Tel:(506)2232-1255 Fax:(506)2231-3140
E-mail:japon-consulado@sj.mofa.go.jp
URL:https://www.cr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
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