●「ワグネル」創始者のプリコジン氏は、テレグラム上で、「ワグネル」部隊がロシア軍からの攻撃を受けたと非難するとともに、事実上の内戦(「武装反乱」)を示唆した疑いで刑事事件が提起された。
●モスクワにおいても警戒態勢が引かれている。
●「ワグネル」部隊が入ったとするロストフ州においては、交通規制等の措置がとられた。
●今後、当地での生活に影響する制限措置等が急遽発表される可能性があることに注意が必要。
ロシア国内報道によれば、概ね以下のように報じられております。
・「ワグネル」創設者のプリコジン氏は、テレグラム上で「ワグネル」部隊がロシア軍からの攻撃を受けたと非難するとともに、「悪の阻止」を呼びかけたことにより、事実上の内戦(「武装反乱」)を示唆した疑いで刑事事件が提起された。
・この話に関連し、モスクワにおいても警戒態勢が引かれている。
・「ワグネル」部隊がロストフ州に入ったとの情報もあり、また、同州内では交通規制等の措置がとられた。
今後の推移について余談を許しませんが、十分ご注意いただく必要がありますので、報道等による事件の最新情報の入手に努め、安全確保にご留意願います。
また今後の状況の推移次第では、当地での生活に影響を及ぼす制限措置等が急遽発表される可能性も排除されませんので、ご注意願います。
【問い合わせ先】
在ロシア日本国大使館領事部
電 話:(495)229−2520
メール:ryojijp@mw.mofa.go.jp