邦人被害(路上での強盗致傷事件の発生)

以下のとおり、邦人が被害者となる路上での強盗致傷事件が発生しましたので、お知らせします。

1 発生日時

 2月12日(日)午前9時頃

2 発生場所

 サンパウロ市ジャンダイア通り(Rua Jandaia)460番地付近

3 事件概要

 被害者(20代男性、短期旅行者)は、セー広場からリベルダージ地区に向かって徒歩で移動中、人通りがない上記場所で携帯電話を手元に取り出していたところを賊3〜4人に囲まれ、携帯電話、メガネ、デビットカード等を奪われた。

また、強奪の際に肩に斜めがけしていたバックが偶発的に落ち、20代の別の賊がそれを拾って逃走したが、結果的に取り押さえることができたため、追加の被害はなかった。

 なお、被害者は右腕に擦り傷と爪に軽症を負った。

4 被害品

 携帯電話(iPhone)、メガネ、タッチ決済機能付きデビットカード、免許証及び学生証

5 防犯対策

(1)当地では、路上での強盗や窃盗事件が常時、至るところで発生しています。外出時は常に警戒心を維持し、時折周囲に視線を向けるなど、警戒心を顕示することも効果的です。また、場所によっては、公共交通機関での移動を積極的に利用してください。

(2)特に昨年12月以降、サンパウロ市内各所において、邦人が被害者となる事件が多発しており、日中、人通りもそれなりにある状況でも発生しています。賊はどこからどのような形で現れるかわかりません。周囲の状況を良く確認し、警戒を怠らないように気を付けてください。

(3)携帯電話(スマートフォン)、特にiPhoneは高額転売を目的として特に狙われやすいので、歩行中の使用はできるだけ避けてください。

(4)万が一事件に巻き込まれた際は、抵抗を試みると命の危険もあることから、素直に犯人の要求に従い、逃走・抵抗またはそれと誤解されるような素早い動きは絶対にしないでください。

(5)過去にブラジルの各公館から発出された安全情報は、外務省の海外安全ホームページ上で履歴を確認することができます。また、当館ホームページ上では「安全の手引き」「邦人被害事例集」の資料を掲載しています。

これらの資料も安全対策のご参考に是非ご活用ください。

海外安全ホームページ、安全情報発出履歴リンク:

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0055

●当館ホームページ、「安全の手引き」、「邦人被害事例集」の資料リンク:

https://www.sp.br.emb-japan.go.jp/itpr_ja/SegSP_jp.html

※「たびレジ」簡易登録された方でメール配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願い致します。

  https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delite

※ ご帰国、他国に転居等されておられ、帰国(転居)届がお済みでない場合は、誠に恐れ入りますが、以下のとおり手続きをお願いします。

<帰国>

 紙で在留届を提出された方は、当館にFAX・メール等で帰国届を提出して下さい。

 ORRnetを利用されている方は以下のURLから手続きをお願いします。

  https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

<転居>

 最寄りの在外公館に紙で提出するかORRnetを利用して在留届の提出をお願いします。

 ※ 災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3ヶ月以上の滞在)の届出、又はたびレジ(3ヶ月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。

【問い合わせ先】

 在サンパウロ日本国総領事館 領事部

  電 話  (55-11)3254-0100

  メール  cgjassist@sp.mofa.go.jp