邦人被害(路上での強盗事件の発生)

 以下のとおり、邦人が被害者となる路上での強盗事件が発生しましたので、お知らせします。

1 発生日時

 1月3日(火)午後1時30分頃

2 発生場所

 サンパウロ市セントロ地区ドウトール・ジョアン・メンデス広場(Praca Doutor Joao Mendes)10付近

3 事件概要

 被害者(30代男性、短期旅行者)は、所用のためセー駅からリベルダーデへ向かうため、バックパックを身体の正面で持ち、徒歩にて単独移動中、突然1名の賊に背後から首を絞められ(腕を首に回された形)、被害者が首に巻かれている賊の腕を解除したところ、もう1名別の賊が走ってきて賊2名で被害者のポケットを探り、ポケットの中に入れていたiPhoneを強奪された。賊は被害者ポケット内の財布も取り出そうとしたが、取り出せず、諦め走って逃走した。2名の賊はともに20代中盤くらいの若者。

 なお、被害者に人的被害はなし。

4 被害品

 iPhone

5 防犯対策

(1) セントロのセー地区、カテドラル(大聖堂)周辺は、観光名所の一つともなっていますが、周辺の治安は劣悪で、強盗事件が多発しており、特に最近被害に遭われる邦人旅行者の方が続けて発生しています。訪れる必要がある場合には、単独での移動は避けて、細心の注意を払ってください。

(2) 万が一事件に巻き込まれた際は、抵抗を試みると命の危険もあることから、素直に犯人の要求に従い、逃走・抵抗またはそれと誤解されるような素早い動きは絶対にしないでください。

(3) 日中、人通りもそれなりにある状況で今回の事件は発生しています。賊はどこからどのような形で現れるかわかりません。周囲の状況を良く確認し、警戒を怠らないように気を付けてください。

(4) 時折周囲に視線を向けるなど、警戒心を顕示することも効果的です。

(5) 外出する際の荷物は必要最小限に留め、貴重品は極力持ち歩かないか、携行する場合は分散して携行してください。

(6) 過去にブラジルの各公館から発出された安全情報は、外務省の海外安全ホームページ上で履歴を確認することができます。また、当館ホームページ上では「安全の手引き」「邦人被害事例集」の資料を掲載しています。

これらの資料も安全対策のご参考に是非ご活用ください。

海外安全ホームページ、安全情報発出履歴リンク:https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0055 

●当館ホームページ、「安全の手引き」、「邦人被害事例集」の資料リンク:

https://www.sp.br.emb-japan.go.jp/itpr_ja/SegSP_jp.html

※「たびレジ」簡易登録された方でメール配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願い致します。

  https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delite

※ ご帰国、他国に転居等されておられ、帰国(転居)届がお済みでない場合は、誠に恐れ入りますが、以下のとおり手続きをお願いします。

<帰国>

 紙で在留届を提出された方は、当館にFAX・メール等で帰国届を提出して下さい。

 ORRnetを利用されている方は以下のURLから手続きをお願いします。

  https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

<転居>

 最寄りの在外公館に紙で提出するかORRnetを利用して在留届の提出をお願いします。

 ※ 災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3ヶ月以上の滞在)の届出、又はたびレジ(3ヶ月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。

【問い合わせ先】

 在サンパウロ日本国総領事館 領事部

  電 話  (55-11)3254-0100

  メール  cgjassist@sp.mofa.go.jp