以下のとおり、邦人が被害者となる強盗致傷事件が発生しましたので、お知らせします。
1 発生日時
11月7日(月)午後3:30頃
2 発生場所
ルース(Luz)駅構内の連絡通路(ルース公園側とマウアー通りを繋ぐ歩道橋)
3 事件概要
被害者(20代男性、旅行者)が、上記地点を徒歩で移動中、前方にドライバーを持った賊(男)が行く手を遮るように立ちふさがった。被害者は賊を避けるため後方に移動しようとしたところ、別の賊(男)が後方に立ちふさがり挟まれる形となり、そのまま一人の賊に首を押さえられ、その間にもう一人の賊にズボンのポケットからスマートフォン、腰に付けていたウェストポーチの中から財布、身に付けていたサングラスを奪われた。賊2名はそのまま走って逃走した。
なお、被害者は賊が所持していたドライバーにより手の甲に軽症を負った。
またその後に、財布に入っていたタッチ決済機能付きデビッドカードの不正利用が確認された。
4 被害品
スマートフォン、財布(デビッドカード、クレジットカード、現金約70レアル、免許証等)、サングラス
5 防犯対策
(1) ルース駅周辺の治安は劣悪で、強盗事件が多発しています。訪れる必要がある場合には、なるべく単独での移動は避け、細心の注意を払ってください。
(2) スマートフォンは人目につくような形で取り出さないようにしてください。本事案では、被害に遭う直前に上記付近でスマートフォンを用いて写真撮影を行っていたことから賊に狙われた可能性も考えられます。
(3) 外出する際の荷物は必要最小限に留め、貴重品は極力持ち歩かないか、携行する場合は分散して携行してください。
(4) 外出時は常に警戒心を維持し、時折周囲に視線を向けるなど、警戒心を顕示することも効果的です。
(5) 万が一事件に巻き込まれた際は、抵抗を試みると命の危険もあることから、素直に犯人の要求に従い、逃走・抵抗またはそれと誤解されるような素早い動きは絶対にしないでください。
(6) 過去にブラジルの各公館から発出された安全情報は、外務省の海外安全ホームページ上で履歴を確認することができます。また、当館ホームページ上では「安全の手引き」「邦人被害事例集」の資料を掲載しています。
これらの資料も安全対策のご参考に是非ご活用ください。
●海外安全ホームページ、安全情報発出履歴リンク:https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0055
●当館ホームページ、「安全の手引き」、「邦人被害事例集」の資料リンク:
https://www.sp.br.emb-japan.go.jp/itpr_ja/SegSP_jp.html
※「たびレジ」簡易登録された方でメール配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願い致します。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delite
※ ご帰国、他国に転居等されておられ、帰国(転居)届がお済みでない場合は、誠に恐れ入りますが、以下のとおり手続きをお願いします。
<帰国>
紙で在留届を提出された方は、当館にFAX・メール等で帰国届を提出して下さい。
ORRnetを利用されている方は以下のURLから手続きをお願いします。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
<転居>
最寄りの在外公館に紙で提出するかORRnetを利用して在留届の提出をお願いします。
※ 災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3ヶ月以上の滞在)の届出、又はたびレジ(3ヶ月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。
【問い合わせ先】
電 話 (55-11)3254-0100
メール cgjassist@sp.mofa.go.jp