邦人被害の窃盗(スリ)事件の発生

【ポイント】

アディスアベバ市内で邦人被害の窃盗事件が発生。

・防犯対策を徹底してください。

・犯罪被害に遭ったときは、すぐに日本大使館へ連絡願います。

【本文】

1.アディスアベバ市内において、以下のとおり、邦人被害の窃盗(スリ)事件が発生しました。

(1)発生日時

  11月6日(日)午前9時20分ころ

(2)発生場所

  ボレ地区、エアポート・ロード上(Ramada Hotelから西方約400メートルの地点)

(3)事案の概要

  被害者が単独で徒歩移動中、道端にたむろしている約10名の少年らの前を通過した際、少年らは被害者に向かいアジア人を揶揄するような言葉を発し、そのうちの2名が被害者に接近。うち1名が腕をつかみ、もう1名がポケットティッシュを乗せたトレイを被害者の身体に押し付け、執拗に売りつけようとするそぶりをみせた。その後、少年らが離れた後に、身に付けていたウエストバッグの中から貴重品がなくなってることに気付いた。少年らは、トレイを身体に押し付けることで注意を引くと同時に、被害者の目線からバッグが見えないように死角を作ったうえで犯行に及んだものと思われる。

2.犯罪被害に遭わないために

(1)アディスアベバ市内で徒歩移動中、ジョギング中などに犯罪被害に遭うケースが増えています。外国人であるというだけで犯罪の標的になるという認識を強く持つ必要があります。日中・夜間を問わず、徒歩移動は極力避けてください。

(2)財布、携帯電話などの貴重品にはチェーンやストラップを付け、着衣や身体に結束するなどして、スリ被害防止に努めてください。常に周囲を警戒し、異変を感じた場合はすぐにその場を離れてください。また、ポケットの外から携帯電話と分かるような形状の凹凸が分かってしまったり、着衣等に結束しないままストラップが外に垂れ下がっていても狙われやすくなりますので注意が必要です。

(3)徒歩移動中に、腕をつかむ・水や唾をかける・物を売るそぶりで執拗にまとわりつく等で注意を引いている隙に貴重品を盗む手口は、アディスアベバ市内でこれまでにも多発しています。そのような場面では、付近に共犯者がいて犯行の機会を窺っています。速やかに、距離をとってその場から離れてください。

3.万が一、犯罪の被害に遭われた場合には、すぐに末尾の連絡先までご連絡願います。      

                      

以上

【在エチオピア日本国大使館】

代表電話:011-667-1166

《緊急連絡先》

警備領事班

0911-200-721(高橋)eiji.takahashi@mofa.go.jp

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