邦人被害の窃盗(スリ)事件の発生

【ポイント】

アディスアベバ市内で邦人被害の窃盗事件が発生。

・防犯対策を徹底してください。

・犯罪被害に遭ったときは、すぐに日本大使館へ連絡願います。

【本文】

1.アディスアベバ市内において、以下のとおり、邦人が携帯電話を窃取される事件が発生しました。

(1)発生日時

  10月14日(金)午後1時30分ころ

(2)発生場所

  ボレ地区、Mad Vervet Hostel 付近路上

(3)事案の概要

  路上を単独で歩いていたところ、男1名が被害者を右側から追い越した後、後ろを振り返り被害者に唾を吐きかけた。唾を吐いた男は、被害者にアルコール消毒液様のものを差し出し、謝りながら被害者の上衣に付着した唾を自分の衣服の袖で拭き始めた。間もなく、前方から走行してきた車1台が被害者の横で停止し、車内の男1名が被害者に何かを話しかけてきたことから、被害者はそれに気を取られた。間もなくして、唾を拭いていた男は被害者から離れ、その車に乗り込み現場を立ち去った。直後、上衣の右ポケットに入れていた携帯電話1台がなくなっていることに気付いた。

2.犯罪被害に遭わないために

(1)外国人は犯罪の標的になるという認識を持ってください。日中・夜間を問わず、徒歩移動は極力避けてください。徒歩移動の際は、貴重品は窃盗が容易な胸ポケット、尻ポケット等に入れないでください。

(2)本件の被害者の方は、上衣のポケットに携帯電話を入れ、ポケットのチャックを閉めていた状態でも被害に遭われました。財布、携帯電話などの貴重品にはチェーンやストラップを付け、着衣や身体に結束するなどして、スリ被害防止に努めてください。常に周囲を警戒し、異変を感じた場合はすぐにその場を離れてください。また、ポケットの外から携帯電話と分かるような形状の凹凸が分かってしまったり、着衣等に結束しないままストラップが外に垂れ下がっていても狙われやすくなりますので注意が必要です。

(3)徒歩移動中に、腕をつかむ・水や唾をかける・物を売るそぶりで執拗にまとわりつく等で注意を引いている隙に貴重品を盗む手口は、アディスアベバ市内でこれまでにも多発しています。そのような場面では、付近に共犯者がいて犯行の機会を窺っています。速やかに、距離をとってその場から離れてください。

3.万が一、犯罪の被害に遭われた場合には、すぐに末尾の連絡先までご連絡願います。                            

以上

【在エチオピア日本国大使館】

代表電話:011-667-1166

《緊急連絡先》

警備領事班

0911-200-721(高橋)eiji.takahashi@mofa.go.jp

0911-216-773(吉田)shoichi.yoshida-2@mofa.go.jp

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