イレチャ祭への注意喚起

【ポイント】

・10月1日(土)〜2日(日)はイレチャ祭(オロモ民族の祭典)です。

アディスアベバ市内のマスカル・スクエア付近では、会場の準備も含めて9月30日(金)から道路封鎖が見込まれます。

・過去にイレチャ祭が暴動に発展したことがあります。

・防犯対策に留意してください。

【本文】

1.10月1日(土)〜2日(日)、はイレチャ祭(オロモ民族の祭典)です。10月1日(土)はアディスアベバ市内マスカル・スクエア付近において、10月2日(日)はビショフツ(デブラゼイト)において、大規模な行事が開催される予定です。

  例年、この祭典に合わせてオロミア州各地から非常に多くの人々がアディスアベバ市内に集まり、会場周辺では道路封鎖や警察官による保安検査などで大混雑が予想されます。

  1日(土)及び2日(日)がイレチャ祭とされています。道路封鎖に関する当局からの公式な発表はまだありませんが、昨年と同様の道路封鎖が行われた場合、行事会場の準備のため、30日(金)午後からマスカル・スクエアに通じる市内の道路が広範囲に封鎖されることが見込まれます。

  1日(土)は、午前6時ころからイベントが終了するまでの間、アディスアベバ市内においてマスカル・スクエアに通じる市内の複数の主要道路が広範囲に封鎖されることが予想されます。

  市内を移動される際は、十分にご注意ください。

2.2016年にオロミア州ビショフツ(デブラゼイト)で行われたイレチャ祭では、参加者と警察官との間で衝突が発生し、多数の死傷者が出たとされています。また、2019年には、イレチャ祭後にオロミア州各地で暴動が発生し、80名以上の死者が出たとされています。

  期間中は、会場周辺はもとより、その他の地区においても群衆が形成される可能性があります。

  多数の人が集まる場所はテロの標的にもなり得るほか、興奮した群衆が暴徒化し、警察官との衝突に発展する可能性も排除できません。また、多くの人が密集する場所は、スリやひったくりなどの犯罪被害のリスクも高まります。

  在留邦人の皆様は、引き続き最新の情報収集に努めるとともに、祭りの開催期間中は会場周辺地区への不要不急の外出はおやめください。外出する際は、封鎖されている場所や異音のする方向、群衆が集まっている場所には近付かず、十分注意して行動してください。

  また、身分証明書を常に携帯し、検問等で警察官に提示を求められた場合には、これに従ってください。

 以上                            

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