【大使館からのお知らせ】テロの脅威に対する注意喚起(続報)

アブジャにおけるテロ攻撃のリスクが高まっているとして、各国がアブジャに対するセキュリティレベルの見直しを進めており、特にこの週末に向け、危機意識を高めてきています。

アブジャに居住・滞在中の在留邦人におかれては、引き続き治安関連報道等に注意いただくとともに、不要不急の外出は避け、万一に備え、国外移動又は当面の自宅待機が可能となるよう準備をお願いします。

1 各国の対応

 アブジャにおけるテロ攻撃のリスクが高まっているとして、10月23日、当地米国大使館が注意喚起を発出したことをはじめ、以後、各国とも以下のとおりナイジェリアに対する危険レベルの見直しを行っており、特にこの週末に向けて危機意識を高めてきています。

(1)米:アブジャはレベル2(不要不急の渡航は止めてください)相当のままで変更していませんが、10月25日、米国務省は、non-emergency職員と家族の出国を認める旨の渡航情報を更新。26日、当地米大使館から、上記内容を在留米市民に伝えるメッセージを発出。

(2)豪:10月25日、ナイジェリアをレベル3(渡航中止勧告)相当へ引き上げ、アブジャへの渡航を自粛するよう勧告。

(3)加:10月24日、アブジャをレベル2(不要不急の渡航は止めてください)相当に引き上げ。

(4)英:10月26日、アブジャ等をレベル2(不要不急の渡航は止めてください)相当に引き上げ。

(5)独:10月24日、アブジャの危険レベルはレベル2(不要不急の渡航は止めてください相当)である旨の渡航情報を発出。

(参考)仏:アブジャはレベル1(十分注意してください)相当のままで変更なし。

2 ナイジェリア政府の対応、市内の状況

●ナイジェリア政府及び治安当局は、アブジャ市内の平和と秩序の維持に努めているとし、脅威に備えることは必要であるが、パニックにならず、冷静な対応するよう求めるとの見解。

アブジャの主要なモールのひとつであるジャビレイク・モールは、脅威情報を理由に、27日の営業停止を発表。

3 安全対策

 特にアブジャに居住又は滞在中の在留邦人におかれては、以下の注意事項に今一度目を通し、可能な限り外出は控え、万一の場合には、速やかに国外移動又は当面自宅待機ができるよう、現金、食料・水、常備薬、車の燃料、退避に備えた荷物、携帯電話とその充電器等の準備をお願いします。

<注意事項>

・不要不急の外出は控える。

・やむを得ず外出する場合にも、テロ等の標的となりやすい不特定多数の人が集まる場所には絶対近づかない。

ロープロファイル(目立つ服装、行動を控える)を心がける。

・周囲の状況に十分注意を払い、不審な状況を察知したら直ちにその場を離れる。

・公共交通機関の利用は避ける。

・車両移動中は必ず窓を閉め、ドアをロックする。

・外出時は十分注意するとともに必ず身分を証明するものを携行する。

・緊急時の連絡先は常に携帯しておく。家族にも緊急時の電話番号を知らせておく。

・在宅時には、門や玄関が常に施錠されていることを確認する。

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在ナイジェリア日本国大使館(領事班/警備班)

所在地:No.9, Bobo Street, Maitama, Abuja, Nigeria

電 話:+234(0)90-6000-9019/9099(開館時:08:00-12:00、13:00-17:30)

    +234(0)80-3629-0293(閉館時:人命に関わる緊急時のみ)

メール:visanigeria@la.mofa.go.jp