サル痘の発生状況(バーレーン初の症例確認)(9月18日)

○ 9月16日、バーレーン国内最初のサル痘患者が確認されました。当地報道の概要は下記1以下のとおりです。

○ サル痘ウイルスは、新型コロナウイルスとは異なり、人から人への感染は容易には起こりませんが、感染予防には、症状のある人との飛沫・体液との接触を避ける、石けんと水やアルコールベースの消毒剤を使用した手指消毒、ネズミやリス等げっ歯類のほ乳類(死体を含む)との接触を避け、野生の狩猟肉(ブッシュミート)を食べたり扱ったりすることを控えることが有効とされています。

詳細は、以下をご参照ください。

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2022C078.html

1.9月16日、バーレーン保健省は、国内最初のサル痘患者を確認したと発表した。患者は、最近海外旅行から帰国した29歳の外国人男性で、サル痘の症状を示したことから、定められた手順に基づき、現在は必要なケアを受けながら、隔離されている。患者の更なる詳細や隔離場所については公表を控えるとした。同省は、接触者の追跡や感染症監視メカニズムを通じて、サル痘ウイルスの感染拡大を防止するために必要な措置を講じていることを強調した。

 カフターニ中佐(BDF病院感染症顧問兼新型コロナウイルス対策国家医療タスクフォースメンバー)は、バーレーンにはサル痘に必要な治療薬が備わっており、サル痘ウイルスは新型コロナウイルスと異なり、患者との濃厚な接触がない限り感染することはなく、パニックを起こす必要はないと説明した。

2.また、同省は世界保健機関(WHO)等と協力しながら、疾病予防プロトコルに基づき、サル痘感染に対処する準備ができていることを強調した。

 具体的には、サル痘ウイルス蔓延を防止する予防的な取組の一環として、緊急時対応計画を策定するとともに、医療従事者の意識啓発のための会合を開催したほか、各地の保健センター等からのサル痘疑い症例の報告メカニズムを確立し、接触者追跡プランの適用、検査キットやワクチンの提供を実施した。

3.バーレーンは、GCC諸国でサル痘患者が確認された4番目の国となった。これまでに、アラブ首長国連邦(16例)、サウジアラビア(8例)及びカタール(4例)が確認されている。

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バーレーン日本国大使館 領事班

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