ブルガリア国内におけるサル痘症例(6例目)の確認

【ポイント】

●9月9日、ブルガリア国内において6例目のサル痘感染者が確認されました。

【本文】

○9月9日、ブルガリア保健省は、国内で6例目のサル痘の感染者が確認されたと発表しました。

○感染者は39歳で、発疹がみられるものの容体は安定しているとのことです。

○サル痘について

(1)概要

サル痘はリスなどのげっ歯類が自然宿主として考えられる、ウイルスによって感染する病気です。一般的には発熱や発疹、リンパ節のはれ等の症状が見られますが、多くの場合、2〜4週間で自然に治癒します。なお、今回の流行で先進国での死亡例は、ベルギー1人、スペイン2人を例外として報告されておりません。

(2)感染経路

感染した人や動物の皮膚の病変・体液・血液との接触(性的接触を含む)が中心です(患者と長時間、近距離で対面することでことでの飛まつ感染もあります)。新型コロナウイルス感染症と異なり、人から人への感染は容易には起こりません。

WHOによれば、現在報告されている患者の多くは男性であり、そのほとんどが男性同士の性的接触がある男性です。

(※特定の集団や感染者、感染の疑いのある者等に対する差別や偏見は、人権侵害につながります。)

(3)予防法

サル痘の流行地では以下のような感染予防対策を心がけ、感染が疑われる場合(体の部位に関係なく、発疹や水ぶくれがある、発熱、頭痛などの症状が見られる等)には、直ちに医師の診察を受けてください。

●症状のある人の飛まつ・体液との接触を避ける。

●石けんと水、またはアルコールベースの消毒剤を使用した手指衛生を行う。有症状者が使用した服、寝具、タオル、食器等に触れる際は特に手指衛生を心がける。

●サル痘を保有する可能性のあるげっ歯類等のほ乳類(死体を含む。)との接触を避け、野生の狩猟肉(ブッシュミート)を食べたり扱ったりすることを控える。

(4)治療

対症療法が基本。サル痘の感染が疑われる症状が見られた場合、医療機関にご相談ください。

【参考】

厚生労働省ホームページ(サル痘について)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/monkeypox_00001.html

●外務省ホームページ(サル痘の発生状況(複数国での発生)(その12))

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2022C078.html

●WHOホームページ(Disease Outbreak News)

https://www.who.int/emergencies/disease-outbreak-news

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