邦人被害のすり事件発生

●10日午前8時45分頃、リーブルビル市Pont de Gue-Gue地区で乗車した乗り合いタクシー内において、邦人被害のすり事件が発生しました。

●乗り合いタクシー利用中のすり事件は、以前から多発しております。運転手や他の乗客が不審な動きをしたら、すりや強盗などの犯罪を疑ってください。

事件概要は次のとおりです。

・10日午前8時45分頃、邦人女性が単独で、リーブルビル市Pont de Gue-Gue地区から流しの乗り合いタクシーを拾い、後部座席に乗車した(同タクシーには助手席と後部座席に既に1人ずつの乗客有り)。

・程なくして運転手から突然降りるように告げられたため、タクシーから降車しようとするもドアが開かなかったところ、運転手から窓を手動で下げて外からドアノブを引いて開けるように言われた。

・言われたとおり、両手で窓を下げてドアを開けて降車すると、タクシーはそのまま立ち去った。

・後に、所持していたバッグ内を確認すると、スマートフォン、財布等が無くなっていることに気がついた。

・窓を開けている際にバッグから意識が逸れていたので、その隙に後部座席の乗客に盗まれた可能性がある。

 ガボンでは、タクシー利用中のすり事件が、以前から多発しています。今後も同種被害に遭わないために、以下の点にご注意ください。

・極力単独でタクシーを利用しない。

・信頼できるタクシー会社からタクシーを呼んで利用する。

・流しのタクシーを拾う際は、見た目のきれいなタクシーを選び、既に乗客の多いタクシーには乗らない。

・運転手と乗客が共犯の可能性があることを念頭に置く。

・所持品は体に密着させ、手で覆うなど常に注意を払う。

・運転手と他の乗客をよく観察し、何か不審な言動があれば、すぐにタクシーを降りる。

・乗車する際は、登録番号、ナンバープレートを控えておく。

 その他、過去に発生した同種すり事件の準備行為として、「邦人を選んで乗せようとする」「理由をつけて助手席に座らせようとする」「ミラーの角度を直して欲しいと頼まれる」「後部座席の真ん中で乗客に挟まれる」「乗客が話しかけてきて、会話に集中させる」などの事例がありますので、被害防止の参考としてください。

万一被害に遭ったり、邦人が被害に遭ったとの情報を見聞きした場合は、在ガボン日本国大使館へご一報願います。

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【本件問い合わせ先】

ガボン日本国大使館 領事班

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電話番号:(+241)011-73-22-97 / 011-73-02-35

閉館時緊急連絡先:(+241)077-38-73-38

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