【新型コロナウイルス感染症】ナイジェリアにおける夜間外出禁止措置の解除等

 6日、新型コロナウイルス感染症対策大統領運営委員会(PSC)は、新型コロナ感染者数の減少等にかんがみ、感染防止対策の見直しを行ったとして、昨年5月から導入されていた夜間外出禁止措置の解除等を決定した旨の声明を発表しました。

 概要は以下のとおりです。

1 移動

(1)全国的な夜間外出禁止措置(午前0時から午前4時)を解除。

 これにより、国内の移動に関する制限は解除する。また、ナイジェリア人に対する移動は必要不可欠なものに限定するという勧告も解除するが、引き続き、必要不可欠でない移動は控え、公共の場ではフェイスマスクや・フェイスカバーを着用するなどの感染防止ガイドラインを遵守すること。

(2)国内線、国際線とも、移動に制限はないが、機内でのフェイスマスクの着用等の感染防止措置など、既存のプロトコルをすべて守る必要がある。また、ナイジェリアに渡航するすべての国際線の乗客は、国際渡航ポータル(https://nitp.ncdc.gov.ng)に登録し、渡航ガイドラインに従わなければならない。

2 産業と労働

(1)オフィスでは、バーチャルミーティングを推奨し、大規模なミーティングを行わないよう勧告する。また、オフィスでは、すべての職員による通常業務を再開することを可とする一方、在宅勤務やオン・オフの切り替えなど、混雑を緩和するための対策を奨励する。

 また、室内オフィスでは、フェイスマスクの着用をしなければならず、感染防止のための安全プロトコルの履行を推奨する。

(2)オープンスペースでの集会の制限は解除。

(3)バー、ナイトクラブ、パブなどは、収容定員の50%までの営業を認める。

(4)ホテル、レストラン、ジムにおける制限は解除するが、それぞれの施設ではフェイスマスクを着用し、それぞれの感染防止対策を守ること。

3 コミュニティ活動

(1)学校

 必要な感染防止対策を講じること。18才以上の職員や生徒はすべてワクチン接種を完了すること。すべての成人には、マスクの着用を義務付けること。寄宿学校においては、新型コロナガイドラインにしたがい、迅速抗原検査の実施などを検討すること。

(2)宗教施設

 礼拝等における人数制限は解除するが、室内でのフェイスマスク着用は継続すること。

(3)スポーツ施設

 収容定員の50%までの営業を認める。

(4)集会

 制限を解除するが、室内行事ではフェイスマスクの着用を義務付けるとともに、ソーシャル・ディスタンス、消毒液の使用などの感染防止対策を励行すること。

(5)政治活動

 大規模集会などは独立国家選挙管理委員会(INEC)の新型コロナ対策ガイドラインに従うこと。

(6)政府施設へのアクセス

 政府施設にアクセスする者はすべてワクチン接種を完了していること、または、48時間以内のPCR検査結果の提示が求められる。

(参考)PSC発表のガイドライン

https://www.ng.emb-japan.go.jp/files/100329648.pdf

※このメールは、在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。

※「たびレジ」簡易登録をされた方で、メールの配信を変更・停止されたい場合は、以下のURLから停止手続きをお願い致します。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete

※災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3か月以上の滞在)の届出、又はたびレジ(3か月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。

在ナイジェリア日本国大使館(領事班)

所在地:No.9, Bobo Street, Maitama, Abuja, NIGERIA.

電話:(234)(0)90-6000-9019 / 9099

(通常の電話受付時間:土日祝日を除く、08:00〜12:00、13:00〜17:30)

緊急電話:(234)(0)80-3629-0293

メール:visanigeria@la.mofa.go.jp