新型コロナウイルス関係:風評被害に対する注意喚起

在留邦人がカンパラ市内を日中に徒歩で移動していた際、ウガンダ人から「コロナは、おまえたちアジア人が広めた」などと言われたケースが数件報告されています。昨年3月には、旅行者女性がウガンダ市内を散策中に突然「コロナ!コロナ!」と言われた後,右耳付近を殴打され大怪我を負う事件が発生しています。2回目のロックダウンに入り収入を失った腹いせに、アジア人に対して暴行や強盗事件をおこす可能性があります。 また、19時からに変更された外出禁止や自家用車の使用に関して警察の取り締まりが厳しくなっていますのであわせてご注意ください。

ウガンダは、平和で温厚な人が多いと感じますが、昨年11月18日に発生した野党大統領候補の逮捕に反対する支持者による抗議活動など突然暴徒化する傾向があります。現在の長期化するコロナ渦において、外国人に不満をもつウガンダ人がいることは想像できます。被害にあわないために、暗い時間帯の外出や外国人が少ないエリア,ダウンタウンなどへの立ち入りは,控えてください。

過去には邦人が被害にあう強盗傷害事件が度々発生していますので、深夜のみならず日中でも周囲や近づいてくる人や気配に注意し、同様の被害に遭わないよう下記対策を心がけるようお願い致します。

・海外にいることを忘れず周囲に注意を払い安易に安全だと過信しない。

・車両以外の移動は極力控える。(特に人通りが少ない場所・時間帯は徒歩で移動しない)

・貴重品やパスポートなどは着衣内に納める。(パスポートはコピーを持ち歩き別保管する)

・人混みや接近してくる人には注意を払う。(特に背後に注意する)

・現金や携行品は最小限にし、分散して携帯する。

・自分は大丈夫、絶対被害にあわないと思わず危機意識を継続する。

また、万が一事件に遭われた際も、決して抵抗しないようお願い致します(人命を最優先して下さい)。

おわりに

今回の注意喚起につきましては、被害に遭われた方から情報を提供していただいた事により、情報を広く周知することができました。心より感謝申し上げます。

また、大使館としましても、引き続き治安関係情報の収集に努めるとともに、皆様の安全に関する情報に関しまして広く共有していきたいと考えております。

つきましては、被害の有無にかかわらず、邦人の安全に関わる情報がありましたら、大使館までお寄せいただきますようお願い申し上げます。

お問い合わせ先

○在ウガンダ日本国大使館

 住所:Plot No.8, Kyadondo Road, Nakasero, Kampala, Uganda.

    (P.O.Box 23553 Kampala, Uganda)

 電話:0312-261-564〜6, (領事班宮下 0708-559-036、0752-734-469)

ホームページ: http://www.ug.emb-japan.go.jp/index_j.htm

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