ブラジルを経由して日本に帰国・入国する際の留意点

●今般、ブラジルを経由して日本へ帰国・入国する際に、日本入国に必要な書類のうち特にＰＣＲ検査証明の確認が厳格化されているとの情報に接しました。

●念のためご帰国の際には、経由地在外公館ホームページや、ご利用の航空会社の搭乗規則等についても予めご確認ください。

　現在、日本入国には「出国前72時間以内の検査証明（所定フォーマット）」、「誓約書」、「質問票（ＱＲコード）」（以下★の書類）の提出、およびスマートフォンの携行と必要なアプリの登録・利用が必要となっております。特に検査証明については記載内容確認が厳格化されており、仮に不備がある場合には日本への上陸が認められないことや、航空機への搭乗を拒否されることがあります。

　今般、ブラジルを経由しての日本への渡航にあたり、特にカタール航空では厚生労働省所定のフォーマットの検査証明記載内容を確認するため、ＰＣＲ検査を行った現地検査機関が発行する検査結果の提示も併せて求められることが判明いたしました。（日本入国では所定のフォーマットのみ提出となります。）

　つきましては、以下の点にご留意いただきますよう、よろしくお願いします。

＜日本入国提出書類＞

★検査証明

・検査証明書の様式は所定のフォーマットを使用して下さい。

・検疫所へ「出国前72時間以内の検査証明書」の提示が必要です。「出国前72時間以内の検査証明書」が提示できない場合、検疫法に基づき、日本への上陸が認められないことになります。

・また、有効な検体、検査方法等が記載された検査証明書のみ有効と取り扱います。

・所定のフォーマット使用することが困難な場合には、任意のフォーマットの提出も妨げられませんが、「検査証明書へ記載すべき内容」が満たされている必要があります。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00248.html

◎ブラジルを経由する場合

・検査機関に日本行きであることを伝え、厚生労働省の所定フォーマットによる検査証明書および同検査機関発行の検査証明書を併せて入手して下さい。

・検査検体が、混合ではない「鼻咽頭ぬぐい液（Nasopharyngeal）」のみであることを確認のうえ、検査機関発行の検査結果にも、検体が「鼻咽頭ぬぐい液（Nasopharyngeal）」のみ（混合になっていない）の記載となっているかをご確認ください。