大使館からのお知らせ(大規模集会・抗議デモにかかる注意喚起(1月29日))

ポーランド在住の皆様

たびレジ登録者の皆様

<ポイント>

○本日午後8時頃、ワルシャワにおいて大規模な集会・抗議デモが行われる模様です。また、本日から週末にかけては、グダニスク、グリヴィツェ、クラコフ、ヴロツワフなどワルシャワ以外の都市でも同様の集会・抗議デモが行われる予定ですので、十分な注意をお願いします。

○大規模集会やデモ活動等では、参加者が突然過激化し、不測の事態が発生するおそれがありますので、不用意に近づくことのないよう、十分な注意をお願いします。

○上記集会・デモ等への参加者は、新型コロナウイルス感染症に対する防疫措置を講じて いない場合もあります。また、こうした集会・デモ行動等への参加は、現在の制限措置に違反するほか、同感染症への罹患リスクを高めることになりますので、十分な注意をお願いします。

1 昨年10月22日にポーランド憲法法廷が胎児の先天性異常を理由とする人工妊娠中絶を許容する現行法について違憲判決を下して以降、ワルシャワをはじめ、ポーランド各都市において同判決に反対する抗議デモが断続的に行われています。

2 本日は上記判決が行われた日から100日目に該当するところ、一連の抗議集会を主催している団体「Ogolnopolski Strajk Kobiet」のフェイスブックにおいて、本日午後8時頃に「女性の権利交差点」(当館注:文化科学宮殿やノボテルホテル付近に所在するロマナ・ドモフスキエゴ交差点のこと。昨年11月28日、同団体は、ワルシャワ中心部の同交差点を「女性の権利交差点」と改名するよう要求)でイベントを行う旨が告知されました。

3 一連の抗議集会・デモ活動では、各都市中心部や広場・大通りで行われており、ワルシャワにおいては、憲法法廷、国会、与党「法と正義」(PiS)本部、カチンスキ同党党首自宅等でも行われているので、上記交差点から各所へのデモ行進が行われる可能性があります。

4 同団体のHPやフェイスブックによると、本日から週末にかけて、グダンスク、グリヴィツェ、クラコフ、ヴロツワフなど、ワルシャワ以外の都市でも同様の抗議集会・デモ活動が予定されているので、十分な注意をお願いします。

5 大規模集会やデモ活動等では、参加者が突然過激化し、不測の事態が発生する恐れがありますので、在留邦人・一時滞在者の皆様におかれましては、こうした動向を認知した場合、不用意に近づくことのないよう、十分な注意をお願いします。

6 新型コロナウイルス感染症にかかる現行の制限措置においては、集会への参加人数は最大5名までとなっているほか、公共の場で口や鼻を覆う義務があります。また、上記デモ行動等への参加者が、同感染症に対する防疫措置を講じていない場合もあります。こうした集会・デモ行動等への参加は、現在の制限措置に違反するほか、新型コロナウイルス感染症への罹患リスクを高めることになりますので、十分な注意をお願います。

(問い合わせ先)

ポーランド日本国大使館 領事班

☆電話:+48 22 696 5005

※開館時間のみ[09:00〜12:30、13:30〜17:00]。開館時間外に緊急を要する場合には大使館代表番号(+48 22 696 5000)へお掛けください(閉館時電話対応委嘱業者がまずは伺うことになります)。

☆メール:cons@wr.mofa.go.jp

☆HP:https://www.pl.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryouji.html