バーデン=ヴュルテンベルク州における新たな制限措置(外出制限措置等)

2020年12月11日 メールマガジン第649号

11日、バーデン=ヴュルテンベルク州政府は、コロナ感染状況の急激な悪化を踏まえ、外出制限措置等に関するプレスリリースを発表しました。プレスリリースの概要は以下のとおりであり、明日12日(土)より適用されます。

1.外出制限措置

(1)午後8時から翌朝午前5時までの間

以下のような十分な理由がない限り、自宅を離れてはならない。

ア 職業活動

イ 医療・診療の受診(獣医への訪問を含む)

ウ 支援が必要な人や未成年者の付き添い

エ 親しい人の看取り

オ 動物の世話

カ 託児施設、学校教育施設への訪問

キ 宗教の行事への参加

ク 12月23日から27日までの私的な祝い事のための訪問

(2)午前5時から午後8時までの間

(1)の十分な理由および以下の場合を除き、自宅を離れてはならない。

ア 一人、世帯を同一する者と、あるいはもう1世帯を含む最大5名までで行う屋外におけるスポーツ活動

イ 買い物

ウ 次の条件下での私的集まり。すなわち、集まる人数が14歳未満を除き全体で2世帯および直系の親族の範囲内かつ5名を超えないこと。

エ 州令で許可されている行事(地方議会等)への参加

オ 親権・面会権の行使

カ 基本法で保障されている集会の自由のための活動への参加

2.今後の措置(*明日12日より適用されるとはされておりませんが、今後、施行される可能性がありますので、ご注意願います。)

クレッチマン州首相は、13日(日)に予定されている州首相と連邦の会議において、ドイツ全土における以下の更なる厳しい措置の決定に向けて尽力すると述べています。

(1)理髪店、日焼けサロン等の閉鎖

(2)スポーツ施設および水泳施設における学校のスポーツ活動、レクレーション・スポーツおよびアマチュアスポーツの禁止

(3)小売業については、多くの人が訪れる状況を作る活動(日曜日の営業、開店時間の延長、セール等)を禁止

(4)介護施設および病院の訪問には、抗体検査の陰性結果の提示とFFP2マスク着用を義務付ける

バーデン=ヴュルテンベルク州政府プレスリリース

https://www.baden-wuerttemberg.de/de/service/alle-meldungen/meldung/pid/baden-wuerttemberg-erlaesst-landesweite-ausgangsbeschraenkungen/ 

自治体の新型コロナウイルス感染者数や過去7日間の10万人あたり新規感染者数については、日本語で当館HPにも掲載していますので、参考としてください。

https://www.muenchen.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/coronavirus.html

その他当館HPにおいて、新型コロナウイルス関連情報を取りまとめていますので、併せて参考としてください。

https://www.muenchen.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/coronavirus_2020.html

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