2020年10月の犯罪発生状況について

【治安情勢ポイント】

ヤウンデ市Nsam地区のバーで即席爆弾が爆発し9名が負傷しました(11月1日夜)。ヤウンデでは本年4月より即席爆弾によるテロ攻撃が複数件発生しています。

英語圏(北西州,南西州)では学校を対象とした襲撃事案が続発しています。同襲撃により生徒や教員等複数名が死傷及び拉致等の被害にあっています。また,殺人,誘拐等の凶悪事案が引き続き発生しています。

●極北州で,ボコ・ハラムによる自爆テロ等の攻撃により死傷者が出ています。

●主要都市で,窃盗等の一般犯罪のほかに,殺人・誘拐・強盗等の凶悪犯罪が発生しています。

10月中のカメルーン国内犯罪発生状況についてお知らせいたします。

1 国内凶悪犯罪発生状況(件数)

(1)襲撃,誘拐 各69件 

(2)殺人     66件

(3)強盗     52件

(4)器物損壊   34件

(5)放火     28件

(6)略奪     26件

(7)テロ関連事案 18件

(8)銃撃戦    17件

(9)リンチ    12件

(10)死体遺棄,交通事故  各11件 

(11)強姦     7件

2 凶悪犯罪発生場所別件数(主要都市)(件数)

(1)DOUALA   45件

(2)KUMBA    17件

(3)YAOUNDE    14件

(4)WABANE 11件

(5)BAMENDA  10件

(6)NGOURA   9件

(7)OUDAL 8件

(8)BAFOUSSAM, KRIBI, MORA 各7件

(9)KOLOFATA, BUEA, OKU 各6件

(10)NDU, NKONGSAMBA 各5件

(11)NDOP     4件 

3 防犯対策

  犯罪の被害に遭わないために,常に安全への高い意識を持ってください。

例えば,

・早朝夜間,不要な外出を避ける。

・外出時は車両を利用する。

・昼夜を問わず,貴重品の身に着け方に気をつける。

・地元の人しか行かない(集まらない)場所に行かない。  

・地元の人しか使わない近道を行かない。

・明るく,なるべく人がいる道を歩く。  

・たまに振り返る等して周りの状況を確認する。  

・宗教関連行事やその他の国内行事を把握する。    

・テロ情報を把握する。 

などです。 

  現在は,新型コロナウイルスの流行により不要不急の外出自粛が求められています。生活必需品の買い出しなどで外出の際は,マスクの着用や他人との距離を開ける(ソーシャルディスタンス)など感染防止にも努めるようお願いいたします。

4 参考資料  

   皆様の安全のために,外務省の各種リンクを貼付いたします。  

   カメルーン「安全の手引き」

    https://www.cmr.emb-japan.go.jp/files/000454897.pdf

   カメルーン海外安全ホームページ」 

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_098.html#ad-image-0

※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は,以下のURLから停止手続きをお願いします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete

緊急時は下記連絡先までご連絡ください。

カメルーン日本国大使館 領事班

E mail: ryojicameroun@yd.mofa.go.jp

Cel: (237)677708915

Ambassade du Japon

1535, Rue 1828, Bastos-Ekoudou, Yaounde, Cameroun (B. P. 6868)

Tel: (237) 2-2220-6202

Fax: (237) 2-2220-6203

http://www.cmr.emb-japan.go.jp/jp/index-jp.html