●報道によれば、アルゼンチン国内では141,900名(昨日から5,782名増。アルゼンチンにおける一日の新規感染者数としては過去最多)の累計感染者数、うち2,588名の累計死亡者数、60,531名の累計治癒数が報告されています。
●なお、当国に居住、または短期的に滞在している方を対象とした、強制隔離及び強制距離措置(以下「強制隔離」と記載)(DNU605/2020)は、8月2日(日)まで継続中です。また、非居住者の方々の入国の禁止も同日まで継続されています。
●アルゼンチンの感染症危険レベルは、5月22日から、レベル3(渡航は止めてください(渡航中止勧告))に引き上げられており、大使館では、アルゼンチンに滞在中の方を対象に所在調査を進めております 。在留届、たびレジの登録情報の更新にご協力をお願いします。https://www.ar.embjapan.go.jp/itpr_ja/kyoryokuirai.html
1 報道によれば、アルゼンチン国内では141,900名(昨日から5,782名増。アルゼンチンにおける一日の新規感染者数としては過去最多)の累計感染者数、うち2,588名の累計死亡者数、60,531名の累計治癒数が報告されています。
2 強制隔離関連(一日当たりの新規感染者数及び死亡者数の記録更新)
(1)昨21日、国内の一日当たりの新規感染者数は5,344名、死亡者数は117名でいずれも過去最多となりました。感染者数が多かったのは、ブエノスアイレス州(3,477名)、ブエノスアイレス市(1,452名)及びフフイ州(120名)でした。
(2)連邦、ブエノスアイレス州及びブエノスアイレス市各政府は、警戒まではしないものの懸念とともに分析しています。また、昨日及び一昨日の急上昇の要因について、特定の要因が存在する可能性は排除しなかったものの、今月の感染増加の自然な帰結であるとしています。また、先般決定された緩和措置との関連でも懸念を引き起こしているため、この増加傾向が定着するようであれば、外出規制を再実施せざるを得ないとの点で一致しているようです。
(3)専門家は、新規死亡者数が20日(113名)及び21日(117名)と2日連続で過去最多であったことについて、集中治療室占有率、年齢及び新規感染者数の増加との関連という3点から説明しており、ブエノスアイレス首都圏では、集中治療用ベッド占有率が平均で65.4%であり、市の私立病院に限っては平均で80%前後となっているため、病床数の不足を懸念する声もあります。
(4)内陸部の州でも感染者数は増加しており、強制隔離を強化する動きも見られます。例えば、昨日120名の新規感染者が発生したフフイ州では、措置を強化することを決定しており、サンタ・クルス州でも10人以上が集まる会合や運動を再度制限しました。
3 所在調査及び在留届情報の更新のお願い
大使館では、感染症危険レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)への引き上げも踏まえ、現在アルゼンチンに滞在しておられる方々を可能な限り正確に把握するため、在留届を提出されている方には、登録情報のご確認を、「たびレジ」登録をし、実際に滞在されていない方、または、既に在留届を提出されている方におかれましては、たびレジ情報の「削除」をお願いしております。
詳細は「【所在調査ご協力のお願い】アルゼンチンに在留届の提出、たびレジの登録をされている皆様へ!」をご参照ください。 https://www.ar.embjapan.go.jp/itpr_ja/kyoryokuirai.html (以上)