●ヨルダン政府は,29日(金)は今までと同様のメカニズムで包括的外出禁止となる旨発表しました。
●ラザーズ首相は,防衛令第5号に基づき停止されていた政府機関や法廷による法執行に係る期間の経過日数のカウントを,5月31日から再開する旨発表しました。
●政府は,27日,国内で新たに2名の感染者が確認され,これにより国内の感染者数は計720名となったと発表しました。
1 アダーイレ・メディア担当大臣は,記者会見で次の点について説明しました。
(1)29日(金)は今までと同様のメカニズムで包括的外出禁止となる。なお,業務の性質上外出が必要なメディア関係者は例外的に外出が認められる。メディア委員会は例外的な外出許可のメカニズムにつき詳細を発表する予定。
(2)ラザーズ首相は,防衛令第5号(給与,税,罰金等の法的支払期限の凍結,企業法の停止を規定)に基づき停止されていた政府機関や法廷による法執行に係る期間の経過日数のカウントを,5月31日から再開する旨声明を発表した。
(3)27日(水),ジャーベル保健大臣は,モスク,教会や保育所等の公共施設の感染予防措置に則った段階的な再開につき,政府感染症対策委員会を代表し,閣議に提言を行い,極力早いタイミングで決定を行う予定とした。
2 ヨルダン国内の感染状況
ジャーベル・保健大臣は,記者会見で次のとおり発表しました。
(1)27日(水),新たに2名の感染者が確認され,これにより国内の感染者数は計720名となった。内訳は以下のとおり。
ア サウジとのオマリー国境にて感染が確認されたヨルダン国籍のトラック運転手1名。
イ 母親から感染した1歳半の女児1名。プリンス・ハムザ病院に入院しており,健康状態は良好。
(2)同日,7名が治癒し退院した。これにより現在治療中の感染者数は計153名となった。
(3)同日,国内にて約3,000件のPCR検査が実施された。イード期間後,感染症調査チームは改めて検体収集活動を強化していく予定。
本情報は,当局が公式に発表した最新情報を中心に掲載しており,今後変更があり次第連絡いたします。
いずれにしても,外出禁止令は引き続き出されていますので,これを遵守して頂くようお願い致します。
まずは,一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。
具体的には,石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い,できる限り混雑した場所を避けてください。また,十分な睡眠をとっていただくことも重要です。
さらに,人込みの多い場所は避けるとともに,屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすときはご注意下さい。
外務省海外安全ホームページ
(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域の行動制限)
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
外務省 海外安全ホームページ 医療・健康関連情報
https://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/index.html
厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
ヨルダン保健省 Hotline 06-5004545 / Corona Virus Free Line 111
在ヨルダン日本国大使館
領事・警備班:担当 入江 及び 田口
TEL:962−6−5932005
FAX:962−6−5931006
P.O.Box.2835 Amman 11181 Jordan
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