新型コロナウイルス対策に関するマダガスカル政府発表(5月26日分)

●5月26日(火)、マダガスカル政府が、新型コロナウイルス対策に関する発表を行いました。発表の時点での感染確認件数は累計586件です。

●事態は刻々と変わりますので、最新情報の入手に努めてください。

 5月26日(火)の新型コロナウイルス対策に関するマダガスカル政府発表の主要点は以下のとおりです。

1 5月26日(火)の新規感染確認は44件です。これにより,累計感染者数は586人となりました。

 新規の快復者はなく,入院者は437人(前日比+44人)で,そのうち重症者は6人(前日から変化なし)です。

 新規の死亡者は発生していません。累計の死亡者は2人(前日から変化なし)です。

2 新規感染確認された44件の発生場所の内訳は以下のとおりです。

 アンタナナリボ 10件

 トアマシナ   20件

 ムラマンガ    7件

 アンディラメナ(Andilamena)3件(注:ムラマンガの北,アロチャ湖よりさらに北)

 アンバトンドラザカ(Ambatondrazaka)1件(注:ムラマンガの北,アロチャ湖の南)

 発生場所の発表なし 3件

3 5月26日(火),ラジョリナ大統領はトアマシナを訪問しました。トアマシナでのラジョリナ大統領の発言等の主要点は以下のとおりです。

(1)新型コロナウイルス対策の新しい方法として,感染者の治療のため,注射薬を使った新しい治療方法の臨床試験を行う。この臨床試験は,既にアンタナナリボでは実施中であり,本日5月26日から,トアマシナでも実施を開始する。

(2)トアマシナにおける検体の採取とウイルス検査の実施の迅速化のため,トアマシナに検査機関を開設する。また,いかなる場合であっても,自由な行き来は許容せず,トアマシナから出ることを許されるのは,商品などの物資を運ぶ車両のみである。

(3)トアマシナでは現在275人が治療を受けている。マナランペニチャManarampenitra病院では,60人の患者が収容可能で,うち16床については重症患者の受け入れが可能となっている。自宅で治療を受けている患者もいる。症状が出ていない感染者については,Foyer social Canada(宿泊施設)及びCPJS(体育館)に収容されている。

(4)新型コロナウイルスの検査を受けるために検体を取った者については,全員にCovid Organicsを配布する。

(5)トアマシナで行われている自宅での治療は,当該患者が行動規則を守り自宅に留まることを誓約するとの条件で,引き続き実施される。また,患者の行動を記録するために新しいテクノロジーを使用する。

 事態は刻々と変わりますので、引き続き政府から最新情報の入手に努めるとともに、手洗い、うがい、マスク着用などの通常の感染症対策を行い、体調に異常がある方は早めの医療機関受診を心がけてください。

【参考:関連する日本のウェブサイト】

新型コロナウイルス感染症(外務省 安全海外ホームページ)

https://www.anzen.mofa.go.jp/

新型コロナウイルス感染症について(厚生労働省ウェブサイト)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

日本国国立感染症研究所コロナウイルスに関して)

https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc/2482-2020-01-10-06-50-40/9303-coronavirus.html

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