【医療情報】新型コロナウイルス関連情報(5月22日現在)

●アルゼンチンの感染症危険レベルは,本5月22日から,レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)に引き上げられています。

●報道によれば,アルゼンチン国内では10,649名(昨日から718名増(本日1万人を突破し,また,アルゼンチン国内の1日の新規感染者数としては,四日連続での最多更新))の累計感染者数,うち433名の累計死亡者数,3,062名の累計治癒数が報告されています。

●なお,当国に居住,または短期的に滞在している方を対象とした,全国強制隔離措置(以下「強制隔離と記載」)(DNU459/2020)が5月24日まで継続中です(なお,6月7日まで延長されるものとみられています)。また,非居住者の方々の入国の禁止も同日まで継続中です。

●大使館では,感染症危険レベルの引き上げも踏まえ,アルゼンチンに滞在中の方を対象に,所在調査を進めております。在留届,たびレジの登録情報の更新にご協力をお願いします。

https://www.ar.emb-japan.go.jp/itpr_ja/kyoryokuirai.html

1 報道によれば,アルゼンチン国内では10,649名(昨日から718名増(本日1万人を突破し,また,アルゼンチン国内の1日の新規感染者数としては,四日連続での最多更新))の累計感染者数,うち433名の累計死亡者数,3,062名の累計治癒数が報告されています。

2 強制隔離関係

(1)強制隔離延長時の対応

 政府が検討中の6月7日まで延長が見込まれる今後の強制隔離の規制要領について,本23日にも詳細が明らかになるとのことです。焦点となっているのは,感染拡大が続くブエノスアイレス州及びブエノスアイレス市における措置となっており,引き続き,現在と同じ厳しい措置が継続されると見られています。

 特に,ブエノスアイレス市と郊外のブエノスアイレス州内の都市を結ぶ公共交通機関の利用制限が焦点の一つとなっており,利用方法に変更が生じる可能性がありますので,ご留意ください。

(2)地方での緩和の動き

 ブエノスアイレス首都圏とは異なり,地方では強制隔離緩和の動きが進んでいます。例えば,サルタ州では,来週末から10人までの家族及び社交の週末の集まりが認められたり,サンタ・クルス州コリエンテス州及びチュブット州でも,それぞれの州で状況は異なりますがレストランや都市間交通の再開が見られます。

(3)アルゼンチンの全国強制隔離措置が世界最長になる可能性

 6月7日まで現在の全国強制隔離措置(3月20日開始)が延長されると,通算日数が80日を超え,中国武漢の強制隔離の日数を超え,世界最長になる旨報じられています。

3 所在調査及び在留届情報の更新のお願い

大使館では,感染症危険レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)への引き上げも踏まえ,現在アルゼンチンに滞在しておられる方々を可能な限り正確に把握するため,在留届を提出されている方には,登録情報のご確認を,「たびレジ」登録をし,実際に滞在されていない方,または,既に在留届を提出されている方におかれましては,たびレジ情報の「削除」をお願いしております。 詳細は「【所在調査ご協力のお願い】アルゼンチンに在留届の提出,たびレジの登録をされている皆様へ!」をご参照ください。 https://www.ar.emb-japan.go.jp/itpr_ja/kyoryokuirai.html (以上)