1 フィジー航空によれば,5月22日(金)にナンディから豪州シドニーへの運航することを決定し,現在ホームページなどで予約を受け付けています。シドニーからは全日空(ANA)による羽田直行便が引き続き運航されているため,詳細以下に示す所要の手続きを行うことを条件にシドニーを経由して日本に帰国することが可能です。日本への早期帰国を希望する方はご検討ください。
2 フライト情報
(1)ナンディ−シドニー(FJ1911)
運行予定日:5月22日(金)
ナンディ発09:00(現地時間) シドニー着11:40予定(現地時間)
運賃約1,200FJD(エコノミー,予約変更,払い戻し可能(要手数料))
有効なナンディ−成田便の航空券による振替が可能,ただし差額返金なし。
フィジー航空公式HP:https://www.fijiairways.com/en-jp/
(2)シドニー−羽田(NH880)
直近の運行予定日:5月23日(土)※週3便運行中
シドニー発22:55(現地時間)羽田着05:30(現地時間)
運賃約6万円(エコノミー,予約変更,払い戻し可能(要手数料))
全日空公式HP:https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/?type=i
(3)シドニーでの乗り換えでは,一旦豪州に入国し,乗り継ぎ便運航までの時間は豪州政府指定施設に滞在することなります。よって,日本への入国に際しては,豪州からの帰国者として取り扱われますので空港の検疫所において,質問票の記入,体温の測定,症状の確認などが求められます。全員にPCR検査が実施され、自宅等,空港内のスペース又は検疫所長が指定した施設等で、結果が判明するまでの間待機する必要があります。細部は,以下リンクを参照してください。
〇日本における新型コロナウイルスに関する水際対策強化(新たな措置)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C050.html
3 豪州でのトランジットに係る手続き方法
豪州国外からシドニーを経由して日本へ帰国する場合,第三国から豪国内の空港での乗り継ぎ規制の除外措置を受けられるようにするため,(1)トランジットビザ申請,(2)入国制限適用除外申請(ABF),(3)検疫免除申請(NSW州保健省の手続き)を行う必要があります。
シドニー空港での乗り継ぎが8時間〜72時間の場合は上記の(1)〜(3)を全て申請してください。8時間以内の場合は(2)と(3)を申請してください。
ただし,乗り継ぎ時にシドニー空港内にとどまる場合は,上記(2)のABFは不要です。
(1)「豪州トランジットビザ」=Transit visa (subclass 771) (以下「ビザ」)
以下のリンクから,申請してください。このビザでは最長72時間豪州に滞在できます(日本人が8時間以内に乗り継ぎする場合はビザが免除になるため申請は不要です)。
○豪内務省ホームページ(トランジットビザ)
https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-listing/transit-771#Overview
(2)「豪州入国制限適用除外申請」=An ABF Commissioner’s exemption to Australia’s current travel ban(以下「ABF」)
以下のリンクから,「I want to transit through Australia」を選んで進んでください。
○豪内務省ホームページ(request to travel form)
https://immi.homeaffairs.gov.au/help-support/departmental-forms/online-forms/covid19-enquiry-form
<(1)と(2)の申請の際の留意点>
-ビザとABF両方を申請する場合,先にビザを申請し,その後ABFを申請してください。
-ビザ申請後,結果通知を待たずに,ABFの申請に進んでください。
-ビザ申請後数日待っても通知が来なければ,以下にお問い合わせください。
+679-338-2211
immigration.suva@dfat.gov.au
-ABFの申請には航空券のチケットが必要になります。一方で,乗り継ぎが許可されるとは限りませんので,航空券が無駄になるリスクがあります。払い戻し可能か,変更可能なチケットを手配することをお勧めします。
-ABFの申請の際,添付書類の形式上の問題(日本語の文字化け,容量が大きすぎるなど)で申請に失敗するケースがあるようですが,形式を工夫すること(PDFではなくPNG形式を用いるなど)で解決する場合があります。
-上記ビザ等の申請は,1週間以上の猶予を持って行うことをお勧めします。
-本メールを受信した時点で,すでにビザ及びABFを取得済みの方は,改めて申請する必要はございません。
○在ニュージーランド日本国大使館ホームページ(シドニー経由帰国便に関するお知らせ)
https://www.nz.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00027.html
(3)「検疫免除申請」(NSW州保健省の手続き)
海外から豪州に到着する渡航者は,NSW州警察の指示に従い14日間の自己隔離(検疫)措置が義務付けられておりますので,乗り継ぎでNSW州から日本へ移動する場合には,14日間の自己隔離(検疫)を免除してもらう手続きが必要です。
検疫免除の申請は,以下のNSW州保健省のサイトからオンラインで申請してください。
○NSW州保健省ホームページ(検疫免除申請)
https://www.health.nsw.gov.au/Infectious/covid-19/Pages/quarantine-exemptions.aspx
<(3)の申請の際の留意点>
-上記ウェブサイトの「Apply for an exemption 」という文字をクリックすると,検疫免除申請フォームの画面が開きます。「次へ」をクリックして入力画面へ進んでください。
-必要事項を入力し,最後に「送信」をクリックしてください。なお,家族等を同伴する場合は,各人につき1件の申請を行う必要があります。
-検疫免除が承認されれば,当局からその旨のメールが届きます。承認には数日かかる可能性もあるため,シドニー経由で日本へ帰国される方は,早めに申請を行ってください。
-申請後数日待っても結果が通知されない場合は,以下にお問い合わせください。
・NSW州保健省(検疫免除申請担当)+61 2 8741 4619
moh-covid19-quarantine@health.nsw.gov.au
手続きの詳細は,以下のサイトをご覧ください。
○在ニュージーランド日本国大使館ホームページ(シドニー経由帰国便に関するお知らせ)
https://www.nz.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00027.html
4 大使館への連絡
豪州でのトランジットに係る上記手続きはご自身で行ってください。また,当館からも豪州関係当局に通報する必要がありますので上記手続きが完了された方は必ず以下の要領で当館に連絡してください。
ア 連絡先メールアドレス( ryoji.fiji@fj.mofa.go.jp )
イ メール件名:豪州トランジット
ウ 氏名(パスポート表記)
エ 性別
オ 生年月日(西暦)
カ パスポート情報(種類,番号,有効期限)
キ 所属組織
ク 連絡期限:5月20日(水)13時(厳守)
このメールは在留届を提出した方と「たびレジ」に登録した方に、配信しています。
※「たびレジ」に簡易登録した方でメールの受け取りを希望しない方は、以下のURLから変更・停止の手続きをしてください。
(変更)https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/auth
(停止)https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete
※「在留届」を提出した方で帰国、移転した方は、以下のURLで帰国又は転出届を提出してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/residencereport/login
在フィジー日本国大使館(領事・警備班)
住 所:(G.P.O. Box 13045)Level 2, BSP Life Centre, Thomson Street, Suva, Fiji
電 話:(679)330-4633(開館時間(8:30〜16:30)以外は外部オペレータによる対応)
FAX:(679)330-2984
メール: ryoji.fiji@fj.mofa.go.jp
ホームページ: http://www.fj.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
フェイスブック: https://www.facebook.com/Embassy-of-Japan-in-Fiji-1977180959233388/