●ヨルダン政府は,8日(金)の24時間は,これまでと同様に包括的外出禁止措置が取られることを発表しましたので,外出は控え自宅にて待機いただくようお願いします。
●ヨルダン政府は,ラマダン明大祭(イード)期間中(23日(土)〜25日(月))の措置ついては未定としつつ,感染拡大防止の観点から厳格な措置が取られる可能性を示唆しました。
●6日(水),新規感染者2名が確認されたため,ヨルダン国内における感染者数累計は473名となった。
1 8日の包括的外出禁止措置
アダーイレ・メディア担当大臣は記者会見で次のとおり述べました。
(1)7日(木)24時(8日(金)深夜0時)から8日(金)24時(9日(土)深夜0時)までの24時間の間,これまでと同様のメカニズムで包括的外出禁止が課されることになる。
(2)外出禁止措置の段階的な緩和やあらゆる経済セクターの操業再開に伴い,感染者との濃厚接触の機会を軽減するために,本件措置が必要と判断した。
(1)ラマダン明大祭(イード)期間中の措置ついて複数の問い合せが寄せられたが,未定であり検討中。
(2)イード期間中の特定の時間帯には,厳格な措置が採られることが予想される。これは,パンデミックとの戦いが継続し,また,感染拡大の脅威がまだ残っているため,イード期間中の相互訪問や大人数での集会を催すこと等を避けなけばならないことを念頭に置いている。
3 在外ヨルダン人の帰国
(1)5日(火),国外からのヨルダン人帰国者(主に留学生)が予防隔離措置に服さず,直接自宅に向かったとする虚偽の情報が拡散されたが,全ての帰国者が指定された場所にて17日間の隔離に服していることを強調しておきたい。
(2)海外からの帰国手段がないヨルダン人学生の臨時帰国便第2陣が,今月中旬に開始されるが,混雑を避け,航空券予約の受け入れを円滑にするため,国家安全・危機管理センターと協力して,王宮府直轄の事務所をアンマン,イルビッド,アカバ,ザルカ,カラクに設ける予定。
4 ヨルダン国内の感染状況
ジャーベル保健大臣は記者会見で次のとおり発表しました。
(1)6日(水),新規感染者2名が確認されたため,ヨルダン国内における感染者数累計は473名となった。内訳は以下のとおり。
ア アラブ国籍外国人のトラック運転手1名
イ マフラク在住のトラック運転手1名(2週間前に一度検査を受け,本日,再度検査したところ、感染が確認された)
(2)6日(水),2名の回復者が確認されたため,回復者の累計は377名。病院にて治療中の感染者は58名となった。
(3)同日,過去最多の5,444件の検査が実施され,今後も増加していく予定。
本情報は,当局が公式に発表した最新情報を中心に掲載しており,今後変更があり次第連絡いたします。
いずれにしても,外出禁止令は引き続き出されていますので,これを遵守して頂くようお願い致します。
まずは,一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。
具体的には,石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い,できる限り混雑した場所を避けてください。また,十分な睡眠をとっていただくことも重要です。
さらに,人込みの多い場所は避けるとともに,屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすときはご注意下さい。
外務省海外安全ホームページ
(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域の行動制限)
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
外務省 海外安全ホームページ 医療・健康関連情報
https://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/index.html
厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
ヨルダン保健省 Hotline 06-5004545 / Corona Virus Free Line 111
在ヨルダン日本国大使館
領事・警備班:担当 入江 及び 田口
TEL:962−6−5932005
FAX:962−6−5931006
P.O.Box.2835 Amman 11181 Jordan
consular@am.mofa.go.jp