パラオで新型コロナウイルスの感染が疑われる2件目の事例が発生(3月30日付)

パラオにおいて,新型コロナウイルスの感染が疑われる2件目の患者1名が発生。

●患者は,3月16日にグアムからパラオ渡航。現在,国立病院の隔離された環境で病状観察中。

●保健省は,患者の検体をグアムに送付し,4月2日に同地で検査が行われる予定。

 3月30日,パラオ保健省は,パラオにおいて新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が疑われる患者の検査を行っている旨の緊急プレスリリースを発出しました。プレスリリースの概要は以下のとおりです。

1 保健省は国民に対し,3月30日時点で,新型コロナウイルスに感染している可能性のある患者1名が,ベラウ国立病院で検査を受けていることをお知らせする。

2 患者は,3月16日にグアムからパラオ渡航し,現在病気の症状を見せている。患者は現在隔離され,ベラウ国立病院で病状の観察が行われている。公衆衛生に携わる機関は,他の潜在的な患者を特定するために,更なる調査を行っている。提携先との協力の下,保健省は患者の検体をグアムの研究所に送付し,4月2日に検査が行われる予定である。

3 国民は,引き続き平静を保ち,適切な手洗い,咳やくしゃみのエチケットを守り,他者との距離をとること,病人には近寄らない等の予防措置を実践することが求められる。また,保健省は,新型コロナウイルスの感染が確認されている地域からパラオ渡航した人々に対し,自宅で自己隔離を行い,自らの健康状態を管理することを要請する。

参考

外務省海外安全ホームページ(海外安全新着情報): https://www.anzen.mofa.go.jp/

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【問い合わせ先】

パラオ日本国大使館領事班

電話:(+680)488-6455/6456  FAX:(+680)488-6458

メール: jpembassy.palau@kx.mofa.go.jp

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