1 リトアニア国内における感染者等(3月30日午後0時現在)
新規感染者:47名(29日は,55名))
累計感染者:484名
新規死亡者:0名
累計死亡者:7名
2 報道内容
・コロナウイルスから回復したと思われる人たちに、再検査が実施されていないため、これらの人々がいつまでも隔離措置から解放されないことが問題となっている。現在、患者の約45%が自宅で治療しているが、ヴェリーガ保健大臣は、検査は感染者の確定に優先順位を置いて実施しているため、回復している人々に再検査をする余裕はないと述べている。現在、保健省では、回復の判断基準を作成中であり、一つの可能性として、血液採取による迅速検査の採用が検討されている。
・30日朝、保健省公衆衛生局のシュチェポナビチュス局長はLRTの取材に対して、29日夜のデータとして、リトアニア国内でコロナウイルスに感染している医師は44人、うちクライペダが最も多く15人、ビルニュス14人、ウクメルゲ8人、カウナス4人、パネべジス3人で、隔離措置の対象となっている医療関係者は545人であると述べた。また、ウクメルゲ病院(総職員数441人)では医師ら355人分の検体が採取され、順次結果が待たれている。また新たに4カ所、検査機関を設ける予定で、検査数を増やしていく方向だとも述べた(現在、1日に検査できる数は1500件)。
3 感染が疑われる場合のリトアニア国内の連絡先等について
在留邦人・旅行者の皆様に高熱(37.5℃以上)と呼吸器系の症状が続くなど、新型コロナウイルスの感染が疑われる場合
(1)コロナ相談窓口(24時間,英語可能)「1808」に電話をして状況を説明する。
(2)指示により病院に行く必要がある場合には、バスやタクシーの使用は出来ず,自家用車で行く必要がありますが,自家用車が無い場合には,自治体が搬送することが義務づけられています。指示に従ってください。
(3)検査後は,検査結果が出るまで自主隔離となります。陽性であれば,救急車が来ます。
上記のようなドライブスルー検査を行っております。
詳しくは,
「こちら(https://www.lt.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00030.html)」
をご覧ください。
なお、リトアニア国内では、日本語で受診できる病院はありません。
4 感染症の予防について
基本的なことですが、以下の対策を続けることが重要です。
(1)石鹸やアルコール等を用い、定期的な手洗いを励行する。
(2)外出先から帰宅すれば、手洗いとうがいを徹底する。
(3)なるべく公共交通機関や人込みを避ける。
(4)咳や発熱の症状のある人との接触を避ける。
5 大使館からのお願い
在留邦人の皆様におかれましては,リトアニアに滞在しているご友人やご学友等で未だ在留届を提出していない方がいらっしゃれば,登録するようお声がけをお願いいたします。
【在留届及び「たびレジ」への登録のお願い】
海外渡航前には,万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え,必ず在留届を提出してください。
( https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html 参照)
6 参考
http://keliauk.urm.lt/lt/pranesimai
(2)リトアニア保健省
(3)リトアニア保健省所轄国立社会保健センター
(4)外務省海外安全ホームページ(日本語)
(5)厚生労働省ホームページ(日本語)
https://www.mhlw.go.jp/index.html
〇 在リトアニア日本国大使館 Embassy of Japan in Lithuania
電話 +370 523 10462(開館時間のみ)
電話 +370 612 74545(閉館時間、緊急連絡先)