オマーンにおける新型コロナウイルスの状況・対策(第25号)

【ポイント】

オマーンでは,3月27日から29日の間に,58件の感染症例が新たに確認されました(合計167件)。

○29日(日)正午以降,オマーンの空港発着の全ての国際旅客便が運休になっています。

新型コロナウイルス感染の疑いがある場合の対応について改めてご案内します。

【本文】

在留邦人,たびレジ登録のみなさまへ

1 3月26日,オマーン保健省次官は,国営テレビのインタビューで,国内感染のステージに入っており,今後,感染者が増えるものと予測していると述べました。

27日から29日のオマーン保健省の感染症例に関する発表は以下のとおりです。

(1)27日:新たに22件の感染症例(全てオマーン人:そのうち10名は二次感染,8名は旅行に関係,4名は疫学的調査中)が確認され,23件については既に治癒。

(2)28日:新たに21件の感染症例(そのうち8名は二次感染,8名は旅行に関係,5名は疫学的調査中)が確認され,23件については既に治癒。

(3)29日:新たに15件の感染症例(そのうち5名は二次感染,8名は旅行に関係,2名は疫学的調査中)が確認され,オマーンで確認された感染症例は合計167件,23件については既に治癒。

2 29日正午から,オマーンの空港発着の全ての国際線の旅客便が停止されていますので,改めてお伝えします(海外在住オマーン人の帰国便は例外として運航されるようです)。

3 日本人が新型コロナウイルス感染の疑い(発熱,咳,息切れ,呼吸困難の症状)がある場合の対応については,3月19日の領事メールでお伝えしたとおりです(29日,改めてオマーン保健省コールセンター(電話2444−1999)に対して照会したところ,前回同様の回答でした)。先ずは最寄りの私立病院に行って受診し,担当医が風邪か新型コロナウイルスか検査しますので,病院の指示に従ってください(予約不要)。以下の主な私立病院ではPCR検査を受け付けており,何れも,採取した検体を国立中央検査所に送付し,検査結果を得るまでに2から3日を要し,その間は自宅検疫を求められます。陽性の場合には国立病院(Royal Hospitalと思われる)に移送されます。

○ Muscat Private Hospital: Bousher地区,電話2458−3791

(検査所要経費:無料)

○ Kims Oman Hospital : Darsait地区,電話9936−4526

(検査所要経費:15RO)

○ Burjeel Hospital: Al Khuwair地区,電話9130−8104

(検査所要経費:無料)

○ Badr Al Samaa Hospital: Ruwi地区,電話2479−9760

(検査所要経費:10RO)

新型コロナウイルスの感染・疑いがある場合は,必ず当館まで御一報ください。)

(問い合わせ先)

オマーン日本国大使館

−電話:(+968)24601028

−FAX:(+968)24698720