3月20日配信「vlast.kz」は,ヌルスルタン市保健局長が同市の検疫体制の現状について述べた旨報じているところ,以下のとおりです。
1 キシコヴァ・ヌルスルタン市公衆保健局長は20日の会見で,「濃厚接触者から確定したわずか25件のコロナウイルス症例により,244名がヌルスルタン市及び国内各地の施設へ入院となり,327名が毎日の電話観察による在宅検疫に置かれている」と述べた。
2 また同局長は,市民に対し在宅での遠隔観察が行われることを確言した。このために市立診療所を拠点とした本部が組織され,医療団体職員24名からなる機動的なグループが結成される。職員らは,疫学的状況が好ましくない国から到着した者や在宅検疫中の者に対して電話観察を実施する。
3 この他,同局長は,コロナウイルス患者の入院用として,感染症病棟及び応急病棟に約1,000床を展開するとした上で,「市内のホテルの2,000床を検疫用の入院施設として想定しており,すでに1,200床を確保した」と述べた。
4 同局長は,「2020年1月28日からの期間,首都の当該形態の入院施設に1,294名の患者が入院した。本日時点で約700名の患者がおり,すべてカザフスタン国民である」と強調した。
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(日本外務省関係課室連絡先)
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(内線)2851
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐事件等)
(内線)3047