新型コロナウイルス感染拡大防止措置(よくある質問と答え)

ベルギーにお住まいの皆様,及びたびレジ登録者の皆様へ

1 12日に行われた国家安全保障会議の決定により発出された首相府声明に基づき,本14日午前0時から4月3日迄の予定で実施されている,新型コロナウイルス感染拡大を防止するための各種措置(詳細は13日付当館発領事メール(https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=81296)をご参照ください)について,ベルギー公衆衛生省のホームページに「よくある質問と答え」が掲載されています。

(参考アドレス:ベルギー公衆衛生省ホームページ)

https://www.info-coronavirus.be/fr/2020/03/14/be-alert-faqs/

2 この仮訳文を作成しましたので,以下のとおりご案内いたします。皆様のご参考となれば幸いです。

【学校に関する措置】

●学校は開校しているのか。

している。学校の授業や活動が中断される。両親が保健部門や重要な公共サービス分門で働いている場合、または、祖父母の下で預けられる以外に解決策がない場合には、子女を学校に預けることが保障される。

学校は、衛生措置をさらに強化することが求められている。(手を定期的に洗うこと、学校の備品等を清掃すること、定期的に喚起をすること等)

●仕事に行かなければならない場合には、どのように学校に預ければよいのか。

コロナウイルス感染に対し弱いと考えられるため、高齢者に子女を預けるのは自粛する。

しかしながら、他の家族の者、親近者、児童を受け入れている学校、受け入れ可能な独立した者に預けることはできる。高齢者などの感染に弱い者を関与させない方法であれば、すべて可能。

●託児所は開所しているのか。

している。託児所は、引き続き、通常通り、幼児を預かる。

●高等教育機関はどうか。

大学及び高等養育機関は、遠隔での教育が最大限奨励される。

●夜間授業や訓練施設は、引き続き活動を行うのか。

夜間授業や訓練施設は、遠隔での教育を増やさなければならない。

養護学校や及び寄宿学校については、開所しているか。

開いている。引き続き開所しているが、授業は行わない。

【サービス関係の措置】

●行政サービスは開いているか。

行政サービス(結婚、公式の証明書の発給等)は引き続き行われるが、大規模な集会は行われない。

●銀行は開いているか。

平日は窓口は開いている。週末もBancontactが利用できる。

●在宅でのサービスは行われるか。

衛生措置が厳格に守られるという条件の下で行われる。

●商業及び企業についての措置

カフェやレストランは開いているか。カフェは閉店、レストランは接客部屋は閉鎖となる。

●料理のテイクアウトや宅配サービスは許されるか。

宅配サービス、料理のテイクアウト、仕出しを行っているレストランは、調理場を開いてよい。こうしたサービスを行う場合には、行列が作られないように注意しなくてはならない。

フリット屋、サンドイッチ屋は開いているか。

サンドイッチ屋、フリット屋、スナックは開いている。店主は、行列が作られないようにしなければならない。

●引き続き開店している店舗は何か。

主に食料(動物の餌も含む。)を提供する店舗、薬局、準薬局や包帯販売者は引き続き、終日及び週末、開店できる。ほかの店舗は、平日は開店できるが、週末は閉店しなければならない。

●地元のマルシェは引き続き行われるか。

地元のマルシェは、人と人との間のスペースが十分確保される場合には、平日、行うことができる。週末は、食料販売スタンド店舗のみ開店できる。畜牛市場は、平日開くことができる。

●美容院やエステは開店するか。

美容院やエステは、平日は予約制でのみ開店することができる。週末は閉店する。

●ホテルは開いているか。

ホテル、保養所、キャンプ、休暇センター、ゲストハウスは開いている。ただし、バー、レストラン、共同場所、レクリエーションスペースへはアクセスを提供しない。

●ホテルのレストランは、開店しているか。

ホテルの調理場は引き続き開いてよいが、レストランの接客部屋は閉鎖しなくてはならない。したがってルームサービスの提供できる。

●食料を買い溜めすべきか。

必要はない。食料品店は、引き続き通常通り開店し、販売を行っている。

【文化及びスポーツに関する措置】

●コンサートやフェスティバルは中止されるのか。

屋内屋外を問わず、また、キャンセルの規模を問わず、4月3日までをすべてのイベントは中止となる。

●劇場や映画館は開いているか。

劇場、オペラ、映画館、文化センターは、4月3日まで閉鎖となる。

●博物館や展覧会に行ってもよいか。

博物館や展覧会は4月3日まで閉鎖となる。

●絵画アカデミーや音楽アカデミーは、授業を行うか。

絵画アカデミー及び音楽アカデミーは、4月3日まで閉鎖となる。

●図書館に行ってよいか。

図書館は、平日すべて開いている。週末は閉鎖となる。

●遊園地やレクリエーションセンターは閉鎖となるか。

遊園地、屋内遊技場、レクリエーションセンター、動物園は4月3日まで閉鎖となる。

●スポーツ活動は行われないのか。

観客の有無を問わず、集団でのスポーツの会合、イベント、トレーニングは4月3日まで中止となる。

●スポーツジム等は閉鎖されるか。

ジム、フィットネスルーム、スイミングプールは、4月3日まで閉鎖となる。

【交通に関する措置】

●公共交通は引き続き運航しているか。

公共交通は動いているが、必要不可欠な移動のみ利用するようにしなければならない。出勤や帰宅についても、ピーク時を避けるようにすることが望ましい。

●タクシーは、引き続き顧客を運送できるのか。

タクシーや代行運行サービスは、引き続き行われるが、乗客を制限し、許可された衛生措置を採用しなければならない。

【外国への移動は、常に許可されるか】。

渡航についてのアドバイスは、外務省の権限である。定期的にサイトを参照し、最新の渡航情報を得るようにしてほしい(http://diplomatie.belgium.be/fr)。経済省のサイトでフライト情報に関する情報を得てほしい。

https://economie.fgov.be/fr/themes/entreprise/coronavirus/coronavirus-informations-pour-0

※ 大使館注

本14日,ベルギー外務省は声明を発表し,「多くの国・地域で強制的検疫措置や国境の閉鎖が行われており,航空会社もフライト数の大幅な減便していることから,ベルギー国民が国外で立ち往生する(渡航先に閉じ込められる)危険性が非常に高まっている」として,ベルギー国民に対して,全ての外国への渡航を延期するよう勧告しています。

【冠婚葬祭】

●結婚は延期しなくてはならないのか。

コミューンにおける結婚セレモニーは、行われるが、宗教的なセレモニーは行われない。結婚のお祝いは、延期しなければならない。

●埋葬には新しい措置がどのように適用されるのか。

親近者だけで行うことができる。

●宗教に関する場所(教会等)にもこれらの措置の影響を受けるか。

そのとおり。ウイルス拡大を抑止するため、宗教のセレモニーは、行ってはならない。しかしながら、各施設は,個人の訪問客のために引き続き開放される。

【病院の措置】

●病院において特別な措置が取られるか。

予定されていた不要不急のすべての診察、検査、手術はキャンセルしなければならない。

既存の必要な治療(化学療法、透析)については、行われる。患者の同行来訪者は、一人のみとなる。

●病院への来訪は許されるのか。

インターン、入院している子供の両親、危篤状態の患者の親近者のみ来訪が許される。

【お問い合わせ先】

在ベルギー日本国大使館

住所:Rue Van Maerlant 1, 1040 Bruxelles, Belgique

電話:(02) 513-2340, 500-0580(領事部)

Fax :(02) 513-4633

ホームページ: http://www.be.emb-japan.go.jp/japanese/index.html

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