上海の空港への到着時の対応に十分ご注意ください(3月6日)

●3月4日、日本から浦東空港にお越しになり、周辺の省のご自宅に戻られようとした邦人の方について、飛行機を降りてから空港を出発するまで9時間半を必要としたケースが発生しました。また3月5日から現在にかけて、深夜到着便で日本から浦東空港にお越しになられた方が、降機・検疫等一連の入国に関する手続きにおいて、かなりの長時間を要している(今朝になっても機内待機が続いている等)との情報も寄せられています。

●空港側の検疫体制の構築が追い付いておらず、着陸以降の段取りが極めて不安定になっておりますので、こうした現状を踏まえ、適宜のタイミングでの水分補給をはじめとして、ご自身の体調には最大限の注意を払うなど、上海の空港のご利用を予定されている方は十分ご注意くださいますよう、お願いします。

●着陸以降は、検疫関係の事務作業(検温、用紙記入やアプリでの登録等、面談)が行われたのち、入国審査、荷物のピックアップ、空港外への移動というのが基本的な流れとなりますが、検疫現場でのチェック体制の変更に伴い、検疫関係の事務作業において停滞が起きており、またこれが後続の到着便(特に夕方以降)の検疫作業を大幅に遅らせるといった影響を与えているようです。なお、検疫関係事務作業においては、当該乗客が上海における指定施設での集中隔離を必要とするケースに該当するかが判断される模様ですが、現時点においては、この判断基準が必ずしも明確になっておりません。

上海市外に移動される方々は、上海の空港から目的地への移動方法(社用車を利用する等)や、目的地における防疫措置(在宅観察を行うのか、指定施設での隔離が予定されているのか等)について積極的な説明を行うことが、現時点では有益であると考えられます。一方、空港離脱後の交通手段と、上海の指定施設での隔離要求との間の関連性などが不明瞭になっています。検疫官が乗客側の期待に反する判断を行う場合もございますので、お迎えのドライバーの電話番号や身分番号、車両番号、ご自身の滞在予定住所等、ご予定の計画について(防疫的観点も含めて)十分な情報が検疫官に提供できるよう予めご準備ください。

●また、最終目的地において、お住まいの場所での隔離が求められるのか、指定施設への移動が求められるかについても、現地当局側の規制が急に変更となる事例が確認されており、移動中も常に最新の状況を確認し続けるよう心掛けてください。なお、現時点での各地の規制(急な変更にご注意ください)及びホットラインについては、当館下記ホームページにも掲載しております。

https://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/00_001008_00001.html

●お困りのことがありましたら、当館までご連絡ください。

(連絡先)

○在上海日本国総領事館

(管轄地域:上海市江蘇省浙江省安徽省江西省

  住所:上海市万山路8号

  電話:(市外局番021)-5257-4766(代表)

    国外からは+86-21-5257-4766(代表)      

  FAX:(市外局番021)-6278-8988

    国外からは+86-21-6278-8988

  ホームページ:http://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/

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