ニューヨーク市内における新型コロナウィルス感染者の確認について

１　クオモ・ニューヨーク州知事は３月１日付の声明において，ニューヨーク市内において初めて新型コロナウィルスの感染者１名を確認したと発表しました。

２　感染者は３０代後半の女性でイランへの渡航歴があるとのことです。

３　在留邦人の皆様におかれては引き続き関連情報に注意して予防に努めてください。

（ポイント）

１　３月１日夜，クオモ・ニューヨーク州知事は声明を発出し，ニューヨーク市内において新型コロナウィルスの感染者１名を確認した旨を発表しました。

　声明によれば，感染者はニューヨーク市内に在住の３０代後半の女性でイランへの渡航歴があり，現在は自宅において隔離されています。また，呼吸器疾患の症状がありますが状態は安定しています。デ・ブラシオ・ニューヨーク市長の声明によれば，市当局は患者が接触した人物を既に特定し，適切な措置をとっているとのことです。

２　CDCはホームページ上で新型コロナウィルスの典型的症状として「熱，咳，息切れ」を挙げています。これらの症状があり，感染が疑われる場合は早めに医療機関を受診してください。また，CDCは予防措置として以下を挙げています。

　在留邦人の皆様におかれては引き続き関連情報に注意して予防に努めてください。

○石けんを使用した２０秒以上の手洗い（水が利用できない場合はアルコール除菌液でも可）

○洗っていない手で目，鼻，口を触らない

○症状のある人との至近距離での接触を避ける

○症状があるときは外出しない

○咳やくしゃみをする際はティッシュで口鼻を覆い，ティッシュはゴミ箱に捨てる

○多くの人が触った物をこまめに拭く，又は消毒する

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