新型コロナウイルスに関する注意喚起

・1月31日の世界保健機関(WHO)の緊急事態(PHEIC)宣言以降も,新型コロナウイルスによる感染症が拡大しており,2月6日現在,28か国・地域において約2万8,000人を超える感染者が報告されています。

・現時点では,チリにおいては新型コロナウイルスの感染者は確認されていませんが,チリ政府は,サンティアゴ空港において感染予防措置をとっています。

新型コロナウイルス感染症に関しては,風貌から中国人と誤解されて日本人に対する風評被害が発生しているとされており,当国において邦人がかかる被害を受けた場合,又は被害を受けた邦人の情報がある場合には,在チリ大使館までご連絡をいただきますようよろしくお願いいたします。

1 1月31日の世界保健機関(WHO)の緊急事態(PHEIC)宣言以降も,新型コロナウイルスによる感染症が拡大しており,2月6日現在,28か国・地域において約2万8,000人を超える感染者が報告されています。新型コロナウイルス感染症に関しては,外務省海外安全ホームページの関連情報(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_009.html#ad-image-0 )を参考にしてください。

2 現時点では,チリにおいては新型コロナウイルスの感染者は確認されていませんが,チリ政府は,サンティアゴ空港において感染予防措置をとっています。保健省の発表や報道に基づく,同措置の概要は以下のとおりです。

(1)感染者が確認されている地域からの乗客にアンケート調査を実施する。質問事項は,過去15日以内に,動物に係る市場を歩いたか,感染者に接触したか,何らかの不快感があるかなど。

(2)アンケートの回答を受けて,体温測定機による身体検査を実施。38度以上の体温がある乗客は,感染が疑わしいケースとして空港の連絡担当医師が対処する。当該乗客は直ちにマスクを着用させ,個室に誘導される。

(3)もし当該乗客がコロナウイルスに感染していることが確定したら,そのフライトに搭乗していたすべての乗客は検査を受け,体温を1日2回(朝と夜)報告しなければならない。

その結果は各保健所に通知され,当該フライトのすべての乗客の検査の結果を待つ間,各保健所は彼らの監視を続ける必要がある。

3 新型コロナウイルス感染症に関しては,各国で中国への危険情報の引き上げや中国人の入国制限措置が導入等されています。こうした中,各国において,「中国人である」というだけで感染者であるかの如く扱われたり,インターネット上で侮辱的な言動が流布したりしているほか,特に日本人については,風貌から中国人と誤解されて同様の扱いを受ける事例が発生しているとされています。

つきましては,当国において邦人がかかる被害を受けた場合,又は被害を受けた邦人の情報がある場合には,在チリ大使館までご連絡をいただきますようよろしくお願いいたします。

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【問い合わせ先】

在チリ日本国大使館 領事部 

住所:Ricardo Lyon 520, Providencia, Santiago, Chile

電話:(+56-2) 2232-1807

FAX:(+56-2) 2232-1812

メール:consuladojp@sg.mofa.go.jp

HP:https://www.cl.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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