新型コロナウイルス肺炎について(その2)

○1月23日現在,ラオスでは感染例は確認されていませんが,春節で中国等との旅行者往来が増える時期ですので予防に努めてください。

ラオス当局は,空港を含む国境ポイントでの検疫を強化するとのことです。

○日本外務省は,中国全土に対して危険レベル1,武漢市に危険レベル2の渡航注意喚起を発出しています。

1 中国湖北省武漢新型コロナウイルス関連肺炎が発生し,海外の国・地域の政府公式発表に基づくと,1月22日12:00現在までに感染者445名,死亡者9名が報告されております。

2 これまでのところラオスでの感染例は確認されていませんが,タイ,韓国,台湾,米国,マカオベトナムシンガポールから新型コロナウイルス感染例が報告され,本邦に於いても2名の感染者が確認されております。

3 23日,ビエンチャンタイムズ紙では,ラオス保健省が新型コロナウイルスに対する国境の検疫体制を強化する旨報道がなされております。またラオス保健省は,武漢市から帰国し又は肺炎患者と接触して14日以内に,発熱,咳又は息切れの症状が出ている方は病院等を受診するよう呼びかけています(ラオス保健省の窓口は020-54066777)。

4 外務省では海外安全ホームページにおいて中国全土に対して感染症危険情報レベル1「十分注意してください」を,武漢市に対してはレベル2「不要不急の渡航はやめてください」を発出しています。

https://www.anzen.mofa.go.jp/

5 今後,春節旧正月)でラオスへの旅行者が増加することが予測されます。感染対策として,下記(1)〜(7)を参考に,予防に努めて下さい。

(1) 武漢市から帰国し又は肺炎患者と接触して14日以内に,発熱,咳又は息切れの症状が出ている方は病院等を受診する。

(2)頻繁に手を洗い,石けんや水が利用できない場合は手指消毒剤を携行する。

(3)明らかに病気に罹っている人との接触は避ける。

(4)咳やくしゃみ,のどの痛み等の症状がある場合にはマスクを着用する。

(5)動物(生死を問わず)や動物のいる環境との直接的接触を避ける。

(6)糞で汚染されている可能性があるものの表面は触らない。

(7)生食や調理不十分の肉の摂取を避け,加熱調理する。

厚生労働省ホームページ

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09043.html

外務省海外安全ホームページhttps://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C017.html

【問い合わせ先】

ラオス日本大使館領事班

電話:021-414-400〜403

メール:consular@vt.mofa.go.jp

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https://www.ezairyu.mofa.go.jp/mailmz/menu?emb=lao

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