ATMに設置された「スキミング」装置に関する注意喚起

ロッコ国内のATMに設置された「スキミング」装置による犯罪被害の可能性に関して,国家安全総局(DGSN)及びモロッコ王国中央銀行(BANK AL-MAGHRIB)より注意喚起がありましたので,ご連絡いたします。

ロッコにお住まいの皆様及び旅行者の皆様

概要:

 12月13日から同15日の間,マラケシュ市内におけるいくつかのATMに設置されていた「スキミング」装置を国家安全総局(DGSN)が押収しました。

 これに伴い,国家安全総局(DGSN)及びモロッコ王国中央銀行(BANK AL-MAGHRIB)より注意喚起の発表があり,モロッコ国内の各種メディアにおいても同発表を大きく報じているところです。

大使館からのコメント:

1 「スキミング」とは,クレジットカードの情報を不正に入手して,まったく同じの偽造クレジットカード(クローンカード)を作って不正利用する犯罪のこと(出典:三井住友カードHP)。

2 「スキミング」装置の小型化及び精巧化が進み,一見ではATMに設置されていることを発見することは困難ですが,不正利用にはクレジットカードの情報の他に暗証番号が必要となるため,偽キーボード及び隠しカメラにより暗証番号が盗み取られることにも注意する必要があります。

3 被害に遭ったときには,クレジットカード会社からの請求に不審な内容がある場合には,すぐにクレジットカード会社の相談窓口に連絡してください。

  盗難・紛失時の対応は,当館のホームページよりご確認をお願いします。

  https://www.ma.emb-japan.go.jp/japonais/ryoji_anzen_funshitsu.htm

 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

 また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してください。

(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#  参照)

このメールは,在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。

【問い合わせ先】

在モロッコ日本国大使館領事部

TEL:+212-(0)537-63-1785

FAX:+212-(0)537-63-9560

E-mail: consulaire@rb.mofa.go.jp

在モロッコ日本国大使館ホームページ:http://www.ma.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は,以下のURLから停止手続きをお願いします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete