邦人対象の盗難被害(スリ・置き引き)多発に伴う注意喚起

●本年夏以降、邦人を対象とした盗難被害(スリ・置き引き)が多発しています。

●被害場所はキエフ中央駅、地下鉄内、独立広場周辺、ホステル等です。

●リュックを背負わない、荷物から目を離さないなどの安全対策をとってください。

1 本年夏以降、旅行や出張でウクライナを訪問中の邦人が盗難被害に遭う事例が多発しています。被害場所はキエフ中央駅と地下鉄内が多く、次いで独立広場周辺です。邦人がよく宿泊するホステルでも発生しています。

2 被害の大半がスリで、被害者が全く気付かないうちに荷物から財布や貴重品のみが盗まれるなど、犯人の手口は極めて巧妙です。数人が連携して犯行に及ぶ例もあり、地下鉄内などで自然に被害者を囲み、一方が何かで気をそらした際にもう一人が窃取する事例も確認されています。

3 在留邦人や旅行者等の短期滞在者の皆様におかれましては、リュックは背負わずに前か横で持つ、荷物から目を離さない、手提げバックは手でガードする、朝晩の混雑時には地下鉄を利用せずにタクシーを利用する、ホステル等の管理人や宿泊者を安易に信用しないなどの安全対策をとってください。

【問い合わせ先】

ウクライナ日本国大使館領事部

電話 +38(044)490-5500

FAX +38(044)490-5502