●1月7日,グアテマラ政府は,国連組織CICIGに関する国連との協定を一方的に破棄し,24時間以内のグアテマラにおける同組織の活動停止を命じました。
●この決定に対し,国内各地において賛成、反対両派のデモや集会等が発生する可能性があります。
●特に,首都グアテマラシティでは,Zona1に所在する憲法広場,検察庁本部,憲法裁判所周辺および国会周辺,Zona14に所在するCICIG本部前でデモが発生する可能性がありますので,近づかないようご注意ください。
●また,都市間移動をされる場合は,経路上にデモが発生していないかなどの最新情報を収集してください。
1.状況
1月7日夕刻,モラレス大統領は閣僚らを従えて記者会見を行い,グアテマラ無処罰問題対策国際委員会(CICIG。2006年12月汚職撲滅のために,グアテマラ政府と国連との合意に基づいて設置された、グアテマラ検察・警察等の支援機関。近年は政府関係者の汚職摘発にも力を入れていた。)設置に関する国連との協定を一方的に破棄し,24時間以内の当国における同組織の活動停止および同職員の国外退去を命じたことを発表しました。これに対し,直ちに国連は「グアテマラ政府の決定を拒絶する」旨のグレーテス事務総長名の談話を発表しています。
2.デモ発生に関する注意喚起
グアテマラ政府の決定を受けて、国内各地において賛成、反対両派のデモや集会等が発生する可能性があります。皆様におかれましては,最新の情報収集に努めていただくとともに,デモが発生する可能性のある場所には不用意に近づかないようご注意ください。デモ発生の可能性がある場所は以下のとおりです。
(1)首都グアテマラシティ
ア Zona1
イ Zona14
CICIG本部前(10アベニーダ沿いの「フテカ」フットサル場付近,ビノテカ隣)
(2)その他地域
国内幹線道路の主要地点(ソロラ県ロス・エンクエントロスやトトニカパン県クアトロカミーノス等)で,デモや道路封鎖が発生する可能性もあります。都市間移動を予定されている方は,これら以外の地点も含めて事前にツイッターやフェイスブックなどで最新の情報を収集していただくようお願いします。
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