○邦人旅行者がミャンマー国内を観光中に犬に咬まれる事案が発生。
○狂犬病は一度発症すると治療法はなく,必ず死に至る病気です。
○万が一噛まれてしまった場合には,すぐに患部を石けんと流水でよく洗い流してから消毒し,早急に狂犬病ワクチンを接種するようお願いします。
在留邦人の皆様へ
当地滞在中の皆様へ
犬に咬まれた場合の対処について
1 今週、邦人旅行者がミャンマー国内を観光中に犬に咬まれる事案が発生しました。その後,病院を受診し,破傷風の予防接種や,狂犬病のワクチン等を接種しました。
2 報道によると、ヤンゴン総合病院だけでも1月〜10月までに8,629人の犬の咬傷による患者を受け入れています。事案のほとんどはヤンゴン市内ダラー地区で発生しており、狂犬病で25人が死亡していますが、これは過去3年間で最大です。保健省によると昨年ヤンゴン市内で35,839人が犬の咬傷による治療を受けており、他の地域を大きく上回っています。
3 狂犬病は一度発症すると治療法はなく,必ず死に至る病気です。イヌからの感染が最も多いのですが,キツネ,アライグマ,スカンク,コウモリ及びネコ(ペットの子犬や子猫の感染も多い)などからの感染も確認されています。感染しないようにするためには,むやみに動物に近寄らず,医療機関のない地域へ行く場合については,事前に狂犬病の予防接種を受けることも検討してください。
4 当地では,飼い犬でもきちんと狂犬病のワクチンが接種されているとは言い切れませんので,万が一噛まれてしまった場合には,すぐに患部を石けんと流水でよく洗い流してから消毒し,早急に狂犬病ワクチンを接種するようお願いします。
当国の医療情報(主要病院リストあり)
https://www.mm.emb-japan.go.jp/profile/japanese/medical.html
狂犬病に関する詳しい情報
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/07.html
https://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name47.html
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■問い合わせ先:在ミャンマー日本国大使館領事部
電話:95−1−549644〜8
FAX:95−1−549643
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