報道によれば，現在，米国国境を目指す中米移民が，いくつかの集団に分かれて，メキシコの国境を越え国内を移動中です。既にバヒオ地区には，2,500名以上の移民が入っており，今後は米国国境方面に向けて移動を開始する予定です。なお，引き続きメキシコシティー方面からも，数千名を超える移民がバヒオ地域方面を通過する可能性があることからも，以下の情報を共有致します。
１ 概要
（１）報道によれば，米国国境を目指す中米移民が，いくつかの集団に分かれて，メキシコ国内を移動しています。
（２）イラプアト市治安当局によると，13日（火）の時点でイラプアト市内の収容施設（DIF MUNICIPAL（イラプアト動物園近く））に集まっていた2,000名以上の移民は，既にヒッチハイクや他の交通機関を利用して，ハリスコ州サポパン市に入っている模様。引き続きメキシコシティー方面から別のグループが立ち寄る可能性もあるため，受け入れ体制は維持していくとの由。
（３）また，レオン市治安当局からは，今後，当地に移民が到着するとの情報がないため，体制を縮小して対応する旨の情報を得ている。
（４）なお，多くの移民が集結しているメキシコシティー含め，移民の移動や収容施設周辺において，地元住民との衝突や治安が悪化したとの情報はない。
２ その他
（１）これら移民からなる集団は，徒歩やヒッチハイクしたトラック等で国内を移動しているため，移動ルートや移動速度も流動的であります。
（２）引き続きバヒオ地区内においても，これら移民の集団の移動が予想されることからも，一部道路で交通渋滞が発生する可能性があります。今後は逐次，現地の情報を十分収集した上で，余裕を持って行動していただくことをお勧め致します。
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Fax: ＋52(477)764-0603(領事班)
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