注意喚起(強盗事件の発生)

イラプアト市内の大通りにて,日本人が車両で信号待ちをしている間に,バイクに乗った犯人が助手席側の窓ガラスを割り,助手席に置いていた貴重品の入ったバックを強奪した強盗事件が2件発生しました。

本件は日本人が巻き込まれた事件です。ご家族や社員の方にも情報を共有ください。

1.事件概要

(1)いずれの事件も,イラプアト市内の西側にあるマリアノJ.ガルシア通り(Av Mariano J. Garcia)沿いで,帰宅ラッシュ中の渋滞する時間帯に発生している。

(2)1件目は18時30分頃,マリアノ.アバソロ通り(Mariano Abasolo)交差点で信号待ちをしている際に発生。2件目については19時15分頃,インディペンデンシア通り(Independencia)交差点で,同じく信号待ちをしている際に発生している。

(3)いずれも交差点で信号待ちをしている際に,犯人2名が乗るバイクが被害車両の助手席側に接近,バイク後部席に乗っている1名が工具の様な物で,車の窓ガラスを叩き割り,助手席に置いてあった貴重品の入ったバックを強奪し,バイクで逃走するといった手口。

2.注意点

 現地イラプアト市の警察署に同事件に関して聴取しましたところ,以下の情報を共有致します。

(1)同事件は,日本人だけをターゲットとした事件ではなく,メキシコ人の車両に対しても少なからず発生している。

(2)同事件には,大通り沿いの貧民街に住む少年グループが関与しており,盗難バイクや盗難されたナンバープレートを利用する他,逃走ルートを事前に用意するなど,犯行は巧妙化している。

(3)バイクで巡回する警察官を強化配備するものの,警察の動きは,犯人グループ内で情報共有されており,警察の警戒をすり抜けて犯行が行われているのが現状。

(4)つきましては,以下の項目について注意して下さい。

・犯人グループは,事前(犯行現場手前)にターゲットとなる車両を捜し犯行に至っているため,貴重品の入ったバックは,外部から見える(取れる)助手席や後部座席には置かず,助手席の足下やトランク等の外からは見えない(取れない)場所に置く。

・車両一時停車中は,不審者や不審車両の接近を事前に確認できるよう,常に左右前方に警戒する。

・更には,一時停車中は,前方との車間距離を1台分ほど空けておき,不審者や不審バイク等から逃れる体制を整えておく。

・渋滞する時間帯や渋滞するルートをなるべく避ける。

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(問い合わせ先)

在レオン日本国総領事館

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Tel +52(477)343-4800

Fax +52(477)764-0603(領事班)

Email ryojibu@lo.mofa.go.jp

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<海外安全虎の巻>

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<海外赴任者のための安全対策小読本>

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<海外における脅迫・誘拐対策Q&A>

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