邦人犯罪被害事例(9月29日:マラケシュ)

マラケシュメディナにおいて,バイクを使用したひったくりの被害が発生しましたので,ご連絡いたします。同様の手口による被害が連続していますので,メディナだけでなく屋外を歩く際は常に周囲に注意を払い,貴重品の管理に十分注意してください。

ロッコにお住まいの皆様及び旅行者の皆様

邦人犯罪被害

発生日時:2018年9月29日(土)午前

発生場所:マラケシュメディナ

被害手口:ひったくり

被害者:20代男性

概要:

 被害者は,9月13日(木)から同月30日(日)まで,友人数名と共にモロッコ国内旅行をしていた。9月29日(土)午前10時頃,マラケシュメディナ内のRue Souryaを友人と3名で歩行している際に,被害に遭った。被害者は,たすき掛けしていたショルダーバッグを後方から来たバイクに乗った男に引っ張られたことにより,肩紐が切れ,そのまま持ち去られ,自宅の鍵,メモ帳,エコバッグを盗まれる被害に遭った。被害者は,幸いにも負傷せず,貴重品をショルダーバック内に保管していなかったため,被害は限定的であった。

被害現場付近地図:

https://www.google.com/maps/place/Rue+Sourya,+Marrakech+40000

大使館からのコメント:

 日本人は非常に目立つため,標的になりやすい事を意識してください。通りを歩行する際は,可能な限り人通りが少ない通りは避けるとともに,人通りの多い通りにおいても,警戒心を怠ることなく,常に周囲に怪しい人物や車両がいないか注意を払って下さい。多くのケースは後方からの不意な襲撃であるため,通りを歩行する際は後方から聞こえるバイクのエンジン音にも注意を払いながら歩行するよう日頃から心掛けてください。また,犯人の追跡や犯人に抵抗することにより金品を奪われるだけでなく,思わぬ大怪我を負ったり,命を危険にさらすこともありますので,不用意に抵抗することは避けてください。

 貴重品が入っているバック、ポーチ等は、定期的に開閉状況を確認するとともに,身体の前で抱え込むように保持するなど,周囲に注意を払ってください。また、スマートフォンを含め,財布や旅券等の貴重品に関しては,斜め掛けのバック等での管理を避けるとともに、被害を最小限におさえるため貴重品を分散する等の工夫も重要です。

 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

 また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してください。

(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#  参照)

このメールは,在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。

【問い合わせ先】

在モロッコ日本国大使館領事部

TEL:+212-(0)537-63-1785

FAX:+212-(0)537-63-9560

E-mail: consulaire@rb.mofa.go.jp

在モロッコ日本国大使館ホームページ:http://www.ma.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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