２０１８年９月２１日
在ギリシャ大使館からの注意喚起（犯罪被害）
ギリシャにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
最近、日本人が被害者となる盗難事件が増加しています。
当館が把握している旅券の盗難被害につきましても、昨年と比べて被害件数が倍増している状況です。
所持品を携行する際には、貴重品の入ったカバン等は胸の前に携行するなどして、スリ被害に遭わないよう注意してください。
また、スリの手口につきましては、
・電車の乗り降りの際に複数人で被害者を取り囲んで進路を塞ぎ、先に進もうとして焦っている被害者のカバン内から貴重品を窃取する
・被害者に話しかけて注意をそらしている間に他の共犯者が被害者のカバン内から貴重品を窃取する
・故意に水などの液体を被害者にかけ、被害者が液体を拭くなどしている間に貴重品を窃取する
などがあります。
知らない人間が近付く、話しかけられる、身体の接触がある場合は、まず貴重品を守ることを最優先に考えてください。
また、置引きの被害も多発していますので、屋外はもちろんのこと、レストランなど店内でも安易にカバンを置き、放置しないよう注意してください。
昨日、ブラにおいて、ひったくりの目撃情報がありました。怪しい４人組（アフリカ系）が、近くを歩行中のおばあさんからカバンをひったくって逃走したというものです。
ひったくりは、被害者とすれ違いざま若しくは追い越しざまに肩にかけているカバン等を窃取する形態が多く、自転車、オートバイなども犯行に使われることが多いため、被害者がカバンを窃取されまいとしがみつくと、そのまま引きずられて大怪我を負うなどの深刻な事態になる可能性があります。
犯人は、高齢者や女性など力の弱い者、カバンを肩にかけて窃取しやすそうな者を選定して犯行に及びますので、カバンを所持する際は、たすき掛けにして容易に窃取されないよう注意するとともに、背後から近づく人や自転車、オートバイ等にも注意してください。
在ギリシャ日本国大使館 領事部
Embassy of Japan in Greece
46, Ethnikis Antistasseos St. , 152 31 Halandri
TEL ： 210-670-9910,9911 FAX ： 210-670-9981
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