・フエゴ火山の周辺地域では,降雨後の土石流(ラハール)に注意してください。
・デマや誤情報に注意し,最新かつ正確な情報を収集してください。
グアテマラにお住まいの皆様および旅行者の皆様へ
在グアテマラ日本国大使館
1.被害状況
フエゴ火山噴火の被害は,7日15時現在,死亡者99名,負傷者58名,行方不明者197名(CONRED(グアテマラ国家災害対策調整委員会)参照)となっています。
(1)エスクィントラ県
・エスクィントラ市サンミゲル・ロスロテス集落
・同市エル・ロデオ集落の一部
(2)サカテペケス県
・アロテナンゴ市ラ・レウニオン集落(ゴルフ場含む)
2. 二次災害
現在,当国は雨期に入っています。今後,新たな噴火等が発生しなくとも,わずかな雨量で水と火山灰が混じり合い,泥流となって一気に下流へ向かう土石流(ラハール)が発生する可能性があります。
https://www.youtube.com/watch?v=kznwnpNTB6k (←過去に,日本で発生したラハール)
https://www.youtube.com/watch?v=5NDfhQY67tI (←過去に,フエゴ火山で発生したラハール)
以下の地域には,真に必要な場合を除き近づかないよう,よろしくお願いします。
(1)エスクィントラ県
・同市ラ・レイナ地区
(2)サカテペケス県
・アロテナンゴ市内
・同市ラス・ラハス集落
・同市バランカ・オンダ集落
(3)チマルテナンゴ県
・イェポカパ市パニマチェ集落
・同市サングレ・デ・クリスト集落
・同市サンタテレサ農園
3.道路
現在まで,国道14号線以外に,本災害の影響による通行止めはありません。
しかし,土石流などの二次災害が発生した場合,被災地で活動している作業員を避難させるためとして,エスクィントラ市内から首都までを繋ぐ高速道路などが,片側通行などに制限される可能性があります。ご注意下さい。
3.その他
(1)危険地域(特にフエゴ山南麓)には近づかないでください。
(2)当局が封鎖している立入禁止区域には,無断で進入しないでください。
(3)一時,エスクィントラ市内まで火砕流が押し寄せるとのデマが広まったり,SNS等で,あたかもアンティグア市内が大被害に遭っているといった誤った情報が流れました。最新,かつ信頼のおける情報を収集頂くよう,よろしくお願いします。
在グアテマラ日本国大使館
電話:2382−7300(代)