年末年始における犯罪被害の予防について

クリスマス及び年末年始が近づくにつれ、一般犯罪が多発するほか,身代金目的の誘拐などの危険性も高くなります。また、当地ウガンダでも在留邦人・短期渡航者の被害件数が今年だけで30件発生しました。強盗,窃盗,スリ,置き引き、空き巣・忍び込み、車両運転中に部品を盗まれる等の被害が多く発生しております。以下の事項に注意する等、被害に遭わないよう十分な注意をお願い致します。

1 一般犯罪・誘拐に対する予防対策

 例年,クリスマスや年末年始は、通常より多額の現金を持ち歩く機会が増えますので、買い物等に出かける際には、トラブルを未然に防ぐ,あるいは巻き込まれないよう,ご家族を含め,改めて安全対策の見直しをお願いします。

(1)なるべく目立たず,周囲の環境に溶け込む。

 ・人目を引くような華美な装飾品を身につけない。

 ・暴力的な言動をとらず,トラブルを避ける。

(2)ルーティンの行動は避ける。

 ・毎朝のジョギングなど同じ日課を繰り返さない(パターン化しない)。

 ・通勤や通学にあたっては,移動の時間帯やルートを変える。

 ・学校送迎時にメイドなど第3者に任せている場合には,保護者が直接行うなど見直す。

(3)個人情報の管理を徹底する。

 ・名前や所属,住所や電話番号,行動予定など身辺情報を不用意に流布せず,また流布されないよう注意する。

(4)外出する場合には常に周囲の状況に気を配る。

 ・なるべく単独での行動を避ける。特に夜間の一人歩きは避ける。

 ・周囲に不審者,不審車両がいないか常に確認する(車の昇降時も同様)。

 ・尾行や監視をされていないか注意を払う(下を向いて歩かず,前後左右の人の動

きに注意を払う)。

 ・人通りの少ない道は避ける。

 ・見知らぬ人から話しかけられても,むやみに信用しない。

 ・スマートフォンを使いながら歩かない。

(5)所持品から目を離さない。

 ・特に繁華街等の人混みでは,鞄などの持ち物は身体の前でかかえて持つ。

 ・多額の現金は持ち歩かない。また所持金は分散して持つ。むやみに人前で財布を取り出さず,また高額な現金を他人に見せない。

(6)自家用車での移動

 ・移動中はドアを必ず施錠する。

 ・飲酒運転,無用なトラブルを招くような乱暴な運転をしない。

 ・車からの昇降時前に必ず周囲を確認してから昇降するようにする。

 ・前方の車とは十分な車間距離をとる。

 ・移動する前に車の点検を行う。

(7)タクシーの利用にあたっては,以下の諸点に留意する。

 ・流しのタクシーは利用しない(なるべくホテルやレストランなど信頼の置ける場所で迎車を依頼する)。

 ・なるべく助手席に乗る(後席に座った場合,チャイルドロックをかけられていると,いざという時に脱出できない)。

 ・運転手以外の人物が既に乗車しているタクシーには乗らず,また,途中で他人を乗車させない。他人が乗り込んでくるようであればすぐに降車する。

2 テロに対する注意喚起

 例年,この時期は街頭やショッピングモール等は多くの人で賑わいますが,この機会を狙った爆弾テロ等の脅威も高まりますので,以下の諸点に留意しつつ,自らの安全確保に努め,不測の事態に巻き込まれることのないよう十分注意してください。

 (1)常に最新の治安情報を収集する。

 (2)テロの標的となり得る治安機関や公共施設にはなるべく近づかない。

 (3)多数の人が集まるショッピングモール,レストラン,ナイトクラブ等では常に周囲の状況に警戒し,不審物や不審者を見つけた場合には直ちにその場を離れる。

 (4)仮に,近くで爆発音を聞いた場合にはまず伏せること。また事件現場には決して近づかず,情勢を見極めて避難すること。

お問い合わせ先

○在ウガンダ日本国大使館

 住所:Plot No.8, Kyadondo Road, Nakasero, Kampala, Uganda.

    (P.O.Box 23553 Kampala, Uganda)

 電話:0312-261-564〜6,

ホームページ: http://www.ug.emb-japan.go.jp/index_j.htm

○年末年始時期の休・閉館日

 12月25日(月)〜12月26日(火)、12月29日(金)〜1月3日(水)

 ※ 平成30年は1月4日(木)より開館します。

 ※ 開館時間は、午前8時30分から午後12時30分まで、午後1時30分から午後5時15分までとなります。

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