1.年末年始は飲酒の機会も増加する時期ですが,お酒の飲み過ぎに注意していただくほか,外出先でのスリ被害や飲酒時の犯罪被害やタクシーでのトラブル等に遭わないよう,以下の事項にご注意いただきますようお願いいたします。
2.年末が近づいて徐々に気温が下がり,コートなど上着の着用も増える時期ですが,冬場は,コートの外側ポケットに入れた携帯電話や財布のスリ被害に遭うおそれがあります。
上海においては,昨年冬,女性をターゲットとして,高値で売れるiphoneを主に盗むスリグループが検挙されるなど,組織的スリによる被害も認められるため,所持品の管理には充分ご注意下さい。
3.これまでも当館よりぼったくり被害に関する注意喚起を発出しておりますが,本年も出張者や旅行者を中心に被害が約100件近く報告されております。
具体的には,飲酒後,宿泊しているホテル付近で客引き等から「マッサージ店を紹介する」などと声をかけられ,ついて行ったところ,数名の男が現れて,脅迫を受け,数万元(日本円にして数十万円)の料金を請求されたといったケースです。
邦人の皆様におかれましては,見知らぬ人や客引きには絶対についていかないで下さい。万一被害に遭った場合には,可能な限り場所を特定した上で,速やかに公安局に通報し,被害を届け出るようにしてください。
4.飲酒後のタクシー乗車の際の注意事項として,偽札や交通カードのすり替え被害や,タクシー利用時の貴重品(旅券,財布等)の置き忘れによる紛失が挙げられます。
飲酒後のタクシー利用時には,特に警戒心も緩みがちとなりやすいところ,皆様におかれましては下記のような防犯対策を心がけるようお願いいたします。
○可能な限り,一人での乗車は避け,複数人で乗車する。
○すり替え被害に備え,高額紙幣の使用を控える,交通カードはシールなどで自分なりの特徴を作る
○貴重品を含む所持品には常に注意を払い,降車時に忘れ物がないか確認する
○トラブルに備え,支払時のレシートは必ず受領する(タクシー会社や車両の特定のため)
なお,万一被害等に遭った場合には,公安局やタクシー会社に通報し,被害を届け出るようにしてください。
●「在留届」・「帰国・転出届」等の提出はこちらから
http://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/procedure/index002.html
既に帰国・転出等で当館管轄地(上海市,江蘇省,安徽省,浙江省,江西省)に在住していない方は,「帰国・転出届」をご提出頂くようお願いします。また,新たに日本以外の国に在留する方は,その地域を管轄する在外公館に改めて在留届を提出願います。
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在上海日本国総領事館
電話:(国番号86)-(0)21-5257-4766(代表)
(国番号86)-(0)21-6209-2664(邦人援護)