【緊急】ラホール市内で発生した爆発事件に関する注意喚起

在留邦人の皆様へ

                                                                                  平成29年8月8日

                                                                                  在パキスタン日本国大使館

                                      

                                       〜大使館からのお知らせ〜 

                                (ラホール市内で発生した爆発事件に関する注意喚起)

1 8月7日夜、ラホール市内Sagian Bridge(サギアン・ブリッジ)周辺において、車両を利用した爆発事件が発生しました。当地関係当局からの確認情報によりますと、これまでのところ邦人を含めた外国人被害は確認されていないとのことですが、1名が死亡、33名以上が負傷する被害が発生しています。

2 当地では9日から、シャリフ前首相がイスラマバードからラホール市内に向けて幹線道路(GTロード)を行進するイベントを予定しているとされており、関係当局では、本事件と同行進との関連の有無を含め、捜査を行っています。

3 つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、9日から開始予定とされるシャリフ前首相による行進等、多数の人々が集まることが想定される場所に近づくことは避け、以下の注意事項を参考に、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただきますようお願いします。

また、ラホール以外の地域についても、特に、不特定多数が集まる場所は、事件に巻き込まれるリスクが高まることから、そのような場所への不要不急の立入りについては出来るだけ控えていただき、やむを得ず立ち入る必要がある場合には、以下の内容を参考に、滞在時間を極力最小限とし、不審な点を感じた場合には直ちにその場から離れるようお願いします。

(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。

(2)攻撃の標的となりやすい場所(政府機関、軍・警察等治安当局施設(含む車両)、検問所、宗教関連施設、宗教行事開催場所、報道機関等)には出来るだけ近づかないようにし、その他の場所(有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、レストランやマーケット等)での用事についても、短時間で効率的に行なうように心掛け、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れるようにする。

(3)抗議活動や集会が行われている場所には、決して近づかない。

(4)移動途中等に集会等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。

4 なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○ 当館ウェブサイト:

http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm

○ 外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):

http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#header

○ 大使館への緊急時の連絡先(24時間対応)

電話:051−9072500

○ 在留届(3か月以上滞在される方)

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/

○ 外務省海外旅行登録「たびレジ」(3か月未満の渡航の方)

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/