【ヨルダン】治安及び交通事情の悪化傾向について

在ヨルダン日本国大使館からのお知らせ

4月2日

ヨルダンの治安及び交通事情の悪化傾向について

(ポイント)

●報道等によれば、ヨルダンにおける強盗事件は、近年凶悪化の傾向あり。

●同じく報道等によれば、ヨルダンの交通事故発生件数は非常に多く、特に郊外でのスピードの出し過ぎや無謀な運転に要注意。 

1 報道等によれば、ヨルダンにおける犯罪は、これまではひったくりに類するものが大半を占めてきましたが、最近の例ではショットガン等の武器を携行する他、覆面等で顔を隠すなどの凶悪化している傾向があります。また発生場所としては、一般住宅、スーパーマーケット、ガソリンスタンドなどとなっており、時間帯については昼夜を問わずに発生が報告されています。

在留邦人やヨルダンを旅行される皆様におかれては、普段から周囲の状況に注意し、少しでも不審なものがあれば直ちに安全な場所に避難してください。また、万一被害に遭われた場合は、無理な抵抗をしないなど身の安全を第一に考えて行動するようにしてください。

2 同じく報道等によれば、ヨルダンの首都アンマンでは交通渋滞が酷いため、比較的軽度の事故で済んでいますが、アンマン郊外や地方においては、スピードの出し過ぎによる重大な事故が度々発生しています。

ヨルダンでの交通事故発生件数に占める死亡事故は日本の1.6倍以上となっている他、日本とは統計の取り方が異なるため発生件数の単純比較はできませんが、ヨルダンでの交通事故は日本の数倍に及ぶと推測されます。

つきましては、在留邦人及びヨルダンを旅行される皆様におかれては、普段から車の運転には細心の注意を払うとともに、タクシー等の利用に際しても十分にご注意ください。また、万一事故などに遭った場合は、上記の犯罪被害と併せて日本大使館までご連絡願います。

領事・警備班:担当 木下 または 小倉

TEL:962−6−5932005

FAX:962−6−5931006

P.O.Box.2835 Amman 11181 Jordan

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