3月3日、米国麻薬取締局(DEA : Drug Enforcement Administration)マイアミ支部は、同局職員になりすまして金銭や個人情報を盗み出そうとする電話詐欺グループについて通報があったとして、以下の注意喚起を発しました。
1 犯行の手口としては、架空の職員名・職員番号を語ったり、実在する有名な職員名を名乗ったりしながら、以下のケースがあるとしています。
● 偽の違法薬物事件で「あなたは逮捕される」と告げ、社会保障番号や銀行口座情報を聞き出そうとする。
● 慌てている声色あるいは高圧的なトーンで、標的にする者が周囲に相談しようとするのを阻止する(相談することで詐欺が発覚するのを防ぐため)。
● 逮捕、訴追、収監といった言葉で相手を脅したり、標的が医者や薬剤師なら資格の剥奪で脅したりする。
● 電子送金や追跡不可能なギフトカードを通じて数千ドルもの大金を要求する。
2 DEAは、同局職員が電話で連絡をしたり金銭を要求することはなく、必要がある場合は、直接会うか、手紙で通知すると付け加えています。(同様に警察や社会保障局等の職員が、電話で個人情報を聴取したり、金銭を要求することは絶対にありません。安易に個人情報を教えないようにくれぐれもご注意ください。)
3 DEAでは、上記のような手口に遭遇したら、直ちに下記の連邦捜査局(FBI)のサイトに連絡するよう求めています。
また万が一個人情報を詐欺グループに与えてしまった場合は、下記の連邦取引委員会(FTC)サイトに報告して復旧措置をとるよう案内しています。
https://reportfraud.ftc.gov/#/?orgcode=UDEA
【在マイアミ日本国総領事館】
Consulate General of Japan in Miami
80 S.W. 8th Street, Suite 3200, Miami, FL 33130
電話:305-530-9090FAX:305-530-0950
代表HP:http://www.miami.us.emb-japan.go.jp
○このメールの送信アドレスは送信専用です。
○このメールは在留届・メールマガジン・たびレジに登録されたメールアドレスに自動的に配信されています。
○「たびレジ」簡易登録をした方でメールの配信を停止したい方は,以下のURLから停止手続きをお願いします。