2月15日:キンシャサ中心部における暴力的デモ発生の可能性(2月14日16時現在)(継続:注意喚起)

1 暴力を伴うデモ行為発生の可能性

 本日のジェンダー・家族・子ども省主催によるデモは、警察の監視の下で終始平和裏に行われました。市内は終日、ほぼ平穏な状況でしたが、唯一、キンシャサ大学構内で学生と警察官との衝突が起こり、警察官が催涙ガスを使用したとの情報があります。

 一方、明15日につきましては、キンシャサ中心部でやや過激なデモが行われるという情報があり警戒が必要です。デモ隊は午前9時にキンシャサ中央駅に集合し、その後、アメリカ大使館及びEU代表部に移動して、コンゴ(民)と欧米との関係断絶を訴えるデモを行う予定とされています。

 10日(土)と12日(月)に発生した暴力的デモのように、大使館前でタイヤを燃やし、投石を行う等の過激な抗議活動、また、デモに便乗した犯罪集団による商店やスーパー、また車両への襲撃が、明日発生する可能性も排除できませんので、明15日も、特にデモ隊の目的地であるアメリカ大使館及びEU代表部周辺、またその移動経路につきましては特に厳戒な警戒が必要です。

2 外出の自粛

 現在は警察官がキンシャサ市内の各地に配置され、デモ中の暴力行為も適切に抑えられているため、比較的平穏な状況が続いています。しかし、上述のとおり明15日につきましては、暴力を伴うデモ行為や略奪行為が発生する可能性が排除されず、デモ隊や犯罪集団による襲撃に巻き込まれる危険性があり得ますので、皆様におかれては、不要不急の外出を控えていただき、特に危険と考えられる地域や人混みの多い地域は避けていただきながら、ご自身の生命と安全を第一に、緊張感を持って行動いただけますようお願いいたします。

(本件担当)

コンゴ民主共和国日本国大使館

領事担当 大志万(+243 81 880 5912)

    

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